【妻からのごめんねサプライズ!】疲労困憊で怒りも喜びも半減。

【妻からのごめんねサプライズ!】疲労困憊で怒りも喜びも半減。

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このサプライズに使用されたアイテム

突然、妻からデートの誘い!?

結婚して20年。二人の子どもが大学生と高校生になり、家族で外出する機会は全くと言っていいほど無くなった。
私も妻も40代後半。夫婦の会話も減り、ましてや二人で外出するなんてもってのほか 。

そんなある日、突然妻が、
「今週の3連休、宮島の弥山(みせん)に行こうよ。」と 。
なんで?と思ったが、昔、宮島に行った際、ロープウェイに乗らず帰ったことを後悔していたようで付き合うことにした。

私たちは広島県内に住む4人家族 。
弥山(みせん)とは宮島の中央部にある標高535mの山。山頂には展望台があり瀬戸内海の島々を眺望できる 。
ロープウェイに乗って15分程度で山頂手前の獅子岩駅に到着する。そこから山頂までは徒歩30分程度だ 。

天気はまずまず! 気持ちよく出発

若干曇り空だが、涼しくてちょうどよい気候。電車で宮島口駅まで行き、昼食用の「名物あなごめし弁当」を20分並んで買った。
3連休とあってさすがに観光客が多い。最近は外国人旅行者が多く、世界遺産「厳島神社」が人気だ 。

弁当片手にフェリー乗り場へ。何年ぶりかの夫婦で外出に加え、昼食は名物あなごめし弁当。
少しテンションが上がってきた 。

フェリーに乗って約10分。宮島に到着。
観光客で賑わう中、人混みをかき分けながらロープウェイ乗り場へ向かった 。

話が違う!!!

ようやくロープウェイ乗り場に到着。嫌な予感はしていたが案内人のお兄さんに待ち時間を聞くと「約1時間です」と。
仕方なく整理券を受け取ると、妻から理解不能の言葉が!

「登りに来たのになんで整理券もらうの? 」

「・・・・?????」
その意味を理解するのに時間が必要だった 。
「はぁ?? 歩いて登るつもり!?」と思わず声が大きくなった 私。

「当たり前じゃん」と即答する妻 。

整理券をもらったお兄さんに「歩いて登ったら何分かかる!?」と聞く と、「1時間30分くらいです」と。

「えーーーーーーー!!!」

すでにフェリーを降りて20分以上歩いている 。
しかもお弁当を買うのに20分かかったので、時刻はすでに12時前 。

ロープウェイに乗って展望台であなごめし弁当を食べる妄想が完全に崩壊する瞬間だった 。

言い出しっぺの妻のプランにしぶしぶ従う

歩く気満々の妻に意表を突かれた私は返す言葉がなく、しぶしぶ歩くことに 。 ただし空腹では足が進まぬと言い張り、ベンチに座りあなごめし弁当を完食 。 そして開き直って山登り開始 。

比較的緩やかな登山道で順調に登っていたが、徐々に階段が急になってきた 。

40分ほど歩いたところで休憩。さすがにキツイ。
だが引き返すわけにもいかず、とにかく足を前に出すのみ。ラスト200mが最もキツイ急斜面だった 。

なんとかたどり着いたが、そこはロープウェイの駅。山頂まではさらに30分歩かなければならない。

妻もさすがに疲れたようで、ここでギブアップ。
山頂へのアタック!?は次回へ持ち越しとなった 。

手の込んだ「ごめんねサプライズ」だが疲労困憊。。。

すると妻が リュックからお菓子の箱のようなものを取り出した 。

ちょうど甘いものが欲しかったので、なかなか気が利くじゃないかと思いきや 、
「にんじんの葉っぱを引っ張って」
と 。

ゆっくりひっぱってみると、かわいいうさぎが必至で誤っているイラストが 。

その瞬間、妻が
「ごめん!パパのお気に入りのビアタンブラー割っちゃった!」と、うさぎに負けず劣らず懺悔を開始 。

本日2度目の理解不能空間に。

備前焼の微細な凹凸できめ細やかな泡ができ、より美味しくビールを飲めるお気に入りのタンブラーを失った悲しみと、1時間登り続けて疲れ切った体のせいで、意識がもうろうとしてきたが、箱のふたを開けてみると新しい備前焼のタンブラーが 。
妻からのお詫びの印だそうです 。

妻がどこまで計算していたかは不明ですが、疲労困憊で怒りも喜びも半減。。。
でも下山してから新しいタンブラーで飲んだビールの味は最高でした !!