結婚式を諦めた同僚へサプライズ!愛情と花を詰めこんだ手作りギフト

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この物語はフィクションです。アレンジやマネできるアイデアであなたのサプライズをお手伝い!

大切な同僚が結婚!私が考えた渾身のサプライズアイデア

『おーい、真紀! こっちこっちー!』

「彩音、遅くなっちゃってごめん。久しぶりだね! 元気にしてた? って、パソコン越しでは毎日会っているけどね(笑)」

今日は、同じ会社で働く同僚の真紀とずっと前から約束していたランチの日です。

以前までは、会社のお昼休みに毎日のように一緒にご飯を食べていた私たち。
ですが、コロナ禍で私たちの部署はリモートがメインとなったこともあり、こうやって直接顔を合わせるのは数カ月ぶりです。

そのため、会った瞬間から始まるお互いの近況報告や仕事の愚痴などの弾丸トーク(笑)。

気が付けば、あっという間に1時間が経とうとしていました。

『ジュース飲みすぎちゃった。ちょっとお手洗いに行ってくるね!』
そう言って私は席を立ち、お手洗いへ。

……と見せかけて、彼女のいる席から見えないところで店員さんを捕まえ、『そろそろデザートをあの席にお願いします』と声をかけます。

そして席に戻りしばらくすると、店員さんがデザートプレートを運んできてくれました。
プレートの余白には“真紀、結婚おめでとう♡”とチョコレートのペンでメッセージが描かれています。

「えー!? 急に何、びっくり! これ彩音が用意してくれたの? わぁ、ありがとう。嬉しいなぁ」

『へへへ。真紀との会話に夢中になりすぎて今日の目的忘れるところだったよ。真紀、結婚おめでとう! はい、これも私からのプレゼント』
私は席の下に隠しておいた紙袋を彼女に手渡しました。

「え、これも私に!? ちょっとサプライズすぎない? そして、紙袋大きいけど、一体何を用意してくれたの?」

受け取った大きな紙袋の中を覗き込もうとする彼女。
今回私が結婚祝いとして選んだのは、アーティフィシャルフラワーです。

でも、このアーティフィシャルフラワー、ちょっとした仕掛けが仕込んであります
彼女がどんなプレゼントなら喜んでくれるか、試行錯誤の末たどり着いたこのサプライズ。

今回は、このときのサプライズアイデアについてご紹介したいと思います。

コロナ禍で結婚式を諦めた同僚を喜ばせるためサプライズを計画!

彼女と出会ったのは新入社員研修でした。

チームが同じでプログラムを一緒にこなしていくうちにすっかり意気投合。
しかも配属先の部署まで同じというミラクル!

慣れない仕事に失敗したり落ち込んだりすることも多かったですが、いつもお互い励まし合って今日までやって来ることができました。
そのため、私たちは“親友”というよりも“戦友”のほうが合っているのかもしれません。

そんな彼女から結婚の報告を聞いたのは、お正月が明けてすぐの頃。
大学時代からお付き合いしていた彼がいたことは以前から聞いていたのですが、その彼と晴れて結婚が決まったと連絡を受け、私も心から嬉しかったことを覚えています。

けれどまだまだ先の見えないコロナ禍の影響もあって、結婚式は挙げないことにしたと後日改めて報告を受けました。

先輩の結婚式に一緒に参列したとき、「いいなぁ、私もいつか先輩みたいな花嫁さんになりたいなぁ」と話していた彼女。
きっと苦渋の決断だったはずです。

でも周りの人に万が一何かあったら……と優しい彼女のことだから考えたのだと思います。
その彼女の気持ちを考えると、何だか胸がキュッとなります。

そこで、私から何か彼女に結婚祝いをできればと考えたのが今回のサプライズを計画したきっかけでした。

結婚祝いはDIYキットを利用して手作りのフラワーバスケット作りに挑戦

とは言え、結婚祝いと言ってもどんなプレゼントを贈ればいいのかなかなかすぐには思いつきません。

本当は、彼女から結婚が決まったと聞いたとき、普段の感謝の気持ちを込めて式で使うウェルカムアイテムで何か手作りしたり、オリジナル品をオーダーしたりして私から記念に残るようなものをプレゼントして使ってもらえたらいいなぁ、なんてひそかに思っていたのですが……。

考えてもこの作戦に代わるいいアイデアが浮かばなかった私は、ひたすらスマホでいいアイテムがないかリサーチをしてみることに。

そこで、偶然たどり着いたサイトで目に留まったのが、ナチュラルなフラワーバスケットを簡単に作れるというDIYキットでした。

何でもウェディングプランナーやフラワーコーディネーターとして活躍されているデザイナーの方が手掛けられているものだそうで、キットとして入っているアーティフィシャルフラワーはその方の選りすぐり。
丁寧なレシピ付きで、あらかじめ花材や資材の加工もされているので、初心者の私でもそれらしい形に仕上げることができそうです。

プロの仕上がりには叶わないかもしれませんが、やっぱりハンドメイドのプレゼントは唯一無二なだけでなく、その人への想いが込もっていてあたたかみを感じられるのが魅力。
それに、おうち時間が長いいまの時期にもこのプレゼントはぴったりです。

そう考えた私は注文手続きへと画面を進めます。

そして数日後―――。

注文していた商品が自宅へと届いたので、早速DIY開始です。
全体的なバランスを見ながら何度かやり直しをしたため少し時間はかかってしまいましたが、初心者の私でも納得のいくいい出来のものが完成しました。

また、商品を選定するときにやってみたいと考えていたことがもう一つ。
それは、このフラワーバスケットに、仲のいい同期や同じ部署の先輩からもらったメッセージをカードにしてつけるというアイデアです。

今はリモートがメインなので同期や先輩とも直接会えていませんが、メッセージであればオンライン上ですぐに届けてもらえます。
あとは、そのメッセージをこちらでカードに印刷をして、バスケットにさせばOK。

注文をしたキットの中には、花を生けるためのスポンジもついているため、そこにワイヤーを何本かさしてカードを取り付ければいい感じに仕上がるはずです。

結婚式を挙げない分、できるだけみんなからの祝福メッセージを彼女に届けてあげたい。

そんな風に考えた私は、彼女に内緒で部署内の先輩や同期にお祝いの言葉をもらえるようお願いすることに。
彼女の人柄もあってみんな快く引き受けてくれて、作業もスムーズに進められました。

喜ばせるつもりが2人とも大号泣!?サプライズの結果は……?

約束をしていたランチの日です。

「え、これも私に!? ちょっとサプライズすぎない? そして、紙袋大きいけど、一体何を用意してくれたの?」
突然渡された大きな紙袋に彼女は驚きを隠せない様子です。

紙袋の上から中を覗き込んで「え、すごいきれいなお花!」と言いながら、紙袋から中身を取り出します。

そして、ようやくメッセージに気が付きました。

「ちょっと待って! これ、職場のみんなからのメッセージもついてる……。これも彩音が? やだ、不意打ちすぎて感動しちゃう……」
みんなから集めたメッセージに目を通し、彼女の目は少しウルウルしています。

また、バスケットに添えてあったもう一つのサプライズにも気が付いたようです。
それは、私からの想いがびっしり添えられた手紙です。

その手紙を読んだ彼女は、さっきまでウルウルと目に涙を溜めて泣くのを我慢していたのについに号泣。
さらにとどめにフラワーバスケットも私の手作りであることを伝えると、「うえーん」と大号泣に(笑)。

「結婚式あげるかどうか本当はすっごく悩んだんだけど、でもこんな風に彩音にお祝いしてもらえて私は幸せ者だよ。今仕事も忙しい時期なのに、みんなに協力してもらったり、お花作ったり大変だったでしょ。ほんとにありがとう。このお花、ずっと大切にするからね!」

泣きながらそう話してくれた彼女の姿に、ついに私までもらい泣き。
カフェの片隅で泣いている私たちの姿は、きっと周りから見たら不思議な光景だったことでしょう(笑)。

憧れだった結婚式を諦めてきっとつらい想いもしたはずですが、涙を流しながら喜んでくれる彼女の姿を見て、今回ささやかながらも私なりのお祝いができてよかったと感じました。

ちなみにこのときプレゼントしたお花は、新居のリビングに飾ってくれているのだそう。
そして「次は彩音の番だよ!」と彼女からプレッシャーをかけられている私です(笑)。

お探しのシーンと相手を選んで
あなたに合ったサプライズアイデアをみつけてください。