オンラインで父の日サプライズ!笑顔と驚きを届けるプレゼントの渡し方

オンラインで父の日サプライズ!笑顔と驚きを届けるプレゼントの渡し方

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この物語はフィクションです。アレンジやマネできるアイデアであなたのサプライズをお手伝い!

離れて暮らす父に仕掛けるオンライン父の日サプライズ

『やっほー! お父さん、お母さん元気にしてるー?』

「お、母さんつながったぞ! こっちは元気にしているよ。里奈も相変わらず仕事で忙しいのか?」

『まぁね、でもボチボチやってるよ』

今日は父と約束していたzoomの日です。
パソコンの画面越しには、いつもと変わらない笑顔の両親が映っています。

と言っても両親はzoom初心者なので、オンラインで話すのは今日でまだ第二回目。

住んでいる距離的にはそれほど遠くはないのですが、今はコロナ禍でなかなか会いづらいご時世です。
そんなこともあり、ここ最近は電話やオンラインで連絡を取るようになったのでした。

「あ、そういえば今日こっちのポストにお前宛の荷物がとどいていたぞ。近々取りに来るか? それとも急ぎならそっちに郵送したほうがいいか?」

『あ、ほんと? 中身何だろう? ちょっといま開けてみてもらえる?』

「いいのか? 開けるぞ?」

私の頼みを受け、父が小包を開け始めました。
そして―――。

「ん、何だこれは? 小銭入れか? ちょっとメンズっぽい色合いだけどお前が注文したやつか?」

小包から出てきたコインケースを手にしながら、父はとても不思議そうです。
そんな父を見て私は冷静を装いつつも、内心ニヤニヤ。

実はこれ、私が父の日に仕掛けたサプライズなのです。

プレゼント郵送だけじゃ物足りない!欲張りな私が考えたアイデア

と言うのも、私が社会人になってからは家族3人で外食をしてごちそうするのが父の日のお決まりとなっていたのですが、高齢の両親のことを考えると外食は控えておきたいところ。
また、家族とは言え、今は会いに行くのすら躊躇してしまいます。

直接会えないのは残念だけれど、こればかりは仕方がありません。
色々考えた末、今年の父の日はプレゼントを選んで郵送する手配をしようかと考え始めていました。

そんなとき、たまたま連絡を取っていた母より、父がパソコンを新調したとの情報が。
実家のパソコンが前から調子悪いのもあったようですが、最近よく耳にするzoomにも挑戦してみたいと話していたのだそう。

その話を聞き、私は早速その晩に父とzoomでつながってみることにしました。

直接会って教えるのはまだ簡単ですが、電話越しで操作を伝えるのはなかなか大変な作業。
ですが、小1時間ほど粘った甲斐もあり、無事zoomもつながりました。

時々スマホでビデオ通話したりもしていたのですが、やっぱりパソコンの大きな画面で両親の顔を見られるとなんだか安心します。
きっと両親も同じように思ったのではないでしょうか。

そこで思いついたのが今回の父の日サプライズです。

品物を郵送するのもいいですが、オンライン上だったとしてもお互いの顔を見ながらプレゼントを渡せたほうがきっと父も喜んでくれるはずだと考えたのでした。

コインケースに手作りメッセージカードを忍ばせてWサプライズ

オンラインを使った父の日サプライズを計画した私は、早速父が喜びそうなプレゼントをネットで探し始めました。

父の日はごはん、そして父の誕生日にはいつも父本人から直接何が欲しいかをリクエストしてもらう形が恒例だったので、私が父に対してプレゼントを選ぶというのはかなり久しぶりです。
そのため、何にするか難しいところですが、やっぱり普段から使ってもらえそうなものがいいと思いました。

そこで色々リサーチしたのちたどり着いたのが、「古都印伝(こといんでん)」と呼ばれる漆伝統工芸によって作られたコインケースです。

「印伝」とは、優しい手触りの鹿革に漆によって描かれる美しい柄のことを指します。
鹿の革は結構珍しいと思いますが、軽くて丈夫なうえ人肌に近い感触のため、使うたびに手に馴染んでいくのだとか。

また、印伝に施されている漆も、時が経つほど色が冴え、落ち着いた光沢を育んでいくらしく長く使えば使うほど愛着を持ってもらえそうだと感じました。

ちょっとそこまでのときは、いつもジーンズの後ろポケットにコインケースを入れている父にはぴったりのアイテム。
そう思い、私は迷わずこのコインケースの注文を済ませました。

後日―――。
コインケースが私の自宅に届きました。

ここでもう一つ考えていたプチサプライズの準備を始めます。
それは、このコインケースの中にメッセージカードを忍ばせておくというアイデア

メッセージカードはより想いを伝えるため手作りに。

数年前家族旅行に出かけたときに撮った写真をコインケースに入るほどのサイズに切り取って、その裏側にメッセージを書き込みます。
そして、その写真をラミネートして完成です。

父が喜ぶ顔を思い浮かべ、私は当日が待ち遠しくなってきました。

思い出話にも花が咲き、楽しいひとときを満喫

迎えた父の日当日。

「いいのか? 開けるぞ?」
『うん、お願い!』

実家のポストに届いた私宛の小包を、画面の向こう側で開け始めた父。
実はこれも私が仕掛けたサプライズのうちの一つ。

開けてからびっくりさせようと思い、宛名はわざと私にしておいて午前中にこっそり自宅へと行きポストの中に私自身が投函しておいたのです。
そうすれば、父のことだから勝手に中身を開けたりはせず、私に確認が取れるまでは保管しておいてくれると考えました。

せっかく久々に実家に行ったのだから顔だけでも見たいなという想いもありましたが、ここはサプライズを成功させるためグッとこらえて我慢。

「ん、何だこれは? 小銭入れか? ちょっとメンズっぽい色合いだけど、お前が注文したやつか?」

私が選んだネイビーのコインケースを手に持ち、父は画面越しに私に一生懸命見せようとしています。
そんな父に私は『お父さん、中もちょっと開けて確認してみてくれる?』とチャックを開けてもらうよう促しました

そして―――。

「おい、これって……。この写真の裏のメッセージはお前が書いたものか? このコインケースはもしかして父さんに?」

『ピンポーン、大正解! どう、驚いた? 今日父の日だけどこんなご時世で会いづらいから色々考えてこのサプライズ方法にしてみたの』

「そういうことか。これは、やられたなー(笑)。いや、でもありがとう。コインケースも嬉しいし、それにお前が色々考えてくれたその気持ちが何より嬉しいよ」

コインケースとメッセージカードをまじまじと見つめながら、父はとっても嬉しそう。
パソコン画面から少し離れて家事をしていた母も呼んで、私にサプライズされたことを恥ずかしそうに報告しています。

そのあとは、メッセージカードに使った写真が、昔の思い出話に花を咲かせてくれました。

今年は例年と違って直接会えない父の日となりましたが、父の喜ぶ顔が見られて私も嬉しいひとときとなりました。
そして、来年はまた直接会って父の日サプライズができるようになっていることを心より祈っています。

お探しのシーンと相手を選んで
あなたに合ったサプライズアイデアをみつけてください。