母の誕生日サプライズは“謎解き”が鍵?みんなで母を“今日の主役”に

母の誕生日サプライズは“謎解き”が鍵?みんなで母を“今日の主役”に

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この物語はフィクションです。アレンジやマネできるアイデアであなたのサプライズをお手伝い!

母の帰宅を待っていた“謎解きカード”

「今日は久しぶりのお父さんとのデート、とっても楽しかったわ! 本当にありがとうね」

「俺も楽しかったよ。たまにはこうやって夫婦水入らず、っていうのもいいな。良子、今日は誕生日おめでとう」

そう、今日は吉田家の母・良子の誕生日。父の誘いで二人は少し豪華なランチの後ドライブデートをして、家路に着いているところです。

車が家の前に着き、母が玄関の鍵を差し込もうとしたときです。

「実はな、優子から手紙を預かっていてな。これ……」

父がそっと母に差し出したのは、私が事前に父に渡すようお願いしておいたメッセージカード。

「優子が私に? なんだろう……えっ?」

早速カードを開いた母は、驚きの声を漏らしました。

『私が家を出てからも、いつも部屋をきれいにして、帰省を心待ちにしてくれてありがとう。今日誕生日を迎えるお母さんへのサプライズは、私の“相棒”が大事に抱えています』

「え? サプライズ? 相棒……?」

今回は、58歳を迎える母を祝うべく、家族みんなで仕掛けたサプライズアイデアをご紹介します。

母の誕生日はみんなで母を“今日の主役”に

もうすぐ6月に入るという頃、吉田家の長女である私・優子はふとあることを思い出しました。

それは、6月半ばに控える母の58歳の誕生日。

私には2歳年下の弟・祐樹がいるのですが、私と祐樹がそれぞれ一人暮らしを始めて数年、母の誕生日はLINEでお祝いの言葉を伝えるだけになっていました。

一方で、去年から続くコロナ禍を心配した母は、度々電話やLINEで私たちの安否を気遣ってくれるようになりました。時には私たちの好きな食べ物などを宅配便で差し入れてくれることも。

そんな母に感謝の気持ちを込めて、今年は思い切り誕生日をお祝いしてあげたい‥‥‥

普段、家族のことを一番に考えて、自分のことは後回しな母。せめて誕生日は吉田家の“主役”として、めいいっぱい楽しんでほしいと思ったのです。

早速、父と祐樹と私の3人をメンバーにグループLINEを作成。私の気持ちを2人に伝えました。2人共大賛成してくれて、早速計画を練ることに。

幸いなことに、コロナ禍も落ち着いてきて、実家への帰省は叶いそうなタイミング。それなら、久しぶりに家族4人で食卓を囲んで母の誕生日をお祝いしてはどうだろうか……そんなアイデアを伝えたところ、「それじゃ普通過ぎて特別感が足りない!」と祐樹。

そこで祐樹の考えを聞いてみたところ、これが意外なことにナイスなサプライズアイデアだったのです! 

祐樹のアイデアを採用し、こっそり準備を進め、いよいよ母の誕生日当日。日曜日なので、私も祐樹も仕事はオフです。3人で力を合わせ、母の誕生日を全力で祝うべく準備万端です!

“謎解きカード”の先にはプレゼントが!

そして今、父が預かっていた私からのカードを読み、きょとんとした表情の母。でも、すぐにその言葉の意味が分かったようです。

「ああ、これクマのミーちゃんのことだわ! あの子小さい頃からずっと一番の友達みたいに抱いて離さなかったもの。あの子の部屋のベッドに居るはず……」

そう言って、父と共に2階の私の部屋へ向かいました。

ベッドに座るクマのミーちゃんが抱いていたのは、小さなギフトボックス。

「えー! いつの間に!! でも嬉しいわぁ……早速開けてみようかしら……」

中に入っていたのは、可愛らしいチューリップのイヤリング。

スカイブルーのコロンとしたチューリップが母の色白な肌に似合うと思って準備していたものでした。いつも家に絶やさず花を飾っていてくれた母にぴったりの、繊細で可憐なイヤリングです。

そして中には小さなカードが。

「カードだわ。どれどれ……『母さん、帰省した時はいつも美味しい料理をありがとう。感謝の気持ちを込めて母さんに準備したものがあります。それは“母さんの城”に。祐樹より』……え!? 祐樹からだわ。“母さんの城”? 一体どこだろう……」

考え込んでいる母を見て、

「ま、そのうちすぐに分かるんじゃないか! とりあえず1階でアイスコーヒーでも飲もうか」

と父。

「“母さんの城”、一体どこだろうなぁ……」

不思議そうに呟きながら、1階のダイニングの扉を開けた母を待っていたのは――

「お母さん! お誕生日、おめでとうー!!!」

クラッカー音と共に盛大に響き渡る声。

そう、私と祐樹がサプライズ帰省で登場です!

連携プレーでサプライズ大成功!

「えー!! 優子、祐樹! 帰ってたの!? 全然知らなかったわよ!」

「だって母さんに言ってないもん(笑)」

予想以上に驚いてくれた母に、弟もニヤニヤしています。

「私がお父さんと出掛けてる間に来てたってこと? ってことは、お父さん……」

「もちろん知ってたさ! 俺の任務は夕方まで母さんを連れ出すコトだもんな!」

と嬉しそうに父。

「さぁさぁ、お母さんもお父さんも座って! 祐樹が美味しいコーヒーと特製ビーフシチューを準備してるから」

「もしかして、あのカードにあった“母さんの城”って……」

「ピンポーン、キッチンのことでした! でも今日は、母さんに代わって俺と姉ちゃんがシェフだから、母さんはくつろいでてね。今日は俺らの“城”ってことで!(笑)」

この日は、本当に久しぶりの一家団欒、そして母の笑顔を沢山見ることができた誕生日になりました。家族で仕掛けるサプライズ、ぜひ参考にしてみてくださいね。

お探しのシーンと相手を選んで
あなたに合ったサプライズアイデアをみつけてください。