遠くに住む親友の誕生日に!画面越しで笑いを届ける手作りお面サプライズ

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この物語はフィクションです。アレンジやマネできるアイデアであなたのサプライズをお手伝い!

zoomを通して親友を笑顔にしたい!みんなで考えた誕生日サプライズ

夜の8時を少し過ぎた頃。4人のグループラインに亜美から連絡が入りました。

“おーい、今日約束のzoom会、8時からで合ってたよね? 私しかまだ参加してないみたいなんだけど、みんなまだかな?”

パソコンの前で待ち構えながらこのメールを見た私は、亜美が入っていない3人だけの秘密のグループLINEにすぐにメッセージを送信。

“今からトークルームに参加するよ! 2人も準備はOKかな?”

“子供寝かしつけたから、大丈夫だよ!”

“私も準備万端!”

それぞれ準備できたのを確認して、トークルームに3人同時に参加します。

パーン!!!

『亜美、お誕生日おめでとう!』

あらかじめ用意していたクラッカーをみんなで鳴らしました。

「わわ、びっくりしたー! って、え、みんな何それ? ちょっとどうしちゃったの? めっちゃおかしいんだけど~! それ私のためにわざわざ作ってくれたの? それにしてもその顔選ぶなんてー!(笑)」

亜美の反応は私たちの狙い通り!

画面の向こうで涙を流しながら大爆笑しています。

それもそのはず。

私たちは、今日誕生日を迎える彼女をお祝いするため、変顔をした亜美のお面を装着して画面に現れたのですから(笑)。

これは誕生日にサプライズをするため、みんなで手作りをした力作のお面です。

そして服にもこだわって、100均で買ったTシャツにはカラフルなペンで“HAPPY BIRTDAY”と書いてみんなでお揃いにしました。

「もー、ほんとにびっくりしちゃった。でも嬉しい!みんな忙しいのにありがとね。ちょっと記念にこの画面写メに残してもいい? そのお面がおかしくってさぁ」

亜美はまだケラケラとお腹を抱えて笑っています。

そんな愉快な時間から始まった仲良し4人組のzoom会。

それぞれが用意したおつまみとお酒を飲みながら、楽しい時間を過ごしていました。

すると―――。

ピンポーン。

亜美の部屋のインターホンが鳴りました。

実は、これも私たちが相談して仕掛けた誕生日サプライズ第二弾なのです。

親友を笑顔にさせたい!顔写真で作る手作りお面に挑戦

私たち4人は、小学校時代からの仲良し組。

田舎で育ったため、小学校や中学校の生徒数も少なく、ずっとこの4人で青春を過ごしてきました。

そして今は社会人やママとして、それぞれの生活を頑張っています。

亜美が地元を出たのは、2年前でした。

転職をしたのをきっかけに都内勤務となり、私たち4人はなかなか会えない距離になってしまったのです。

連絡は頻繁に取り合っていますが、最近の彼女は仕事が忙しいようで残業も結構多い様子。

たまにするzoom会でも、元気に振舞ってはいるもののどこかちょっぴりお疲れ気味な感じです。性格上、弱音を吐くのが苦手な彼女をみんな知っているので、心配だねなんて話していたところでした。

そんな中、気が付けばもうすぐ亜美の誕生日が近づいています。

地元を出て一人で頑張っている彼女にエールを送りたい。そんな想いで私たちならではの誕生日サプライズができればと話し合い出したのでした。

『離れていてもできるサプライズってあるのかなぁ?プレゼントを贈るだけじゃ去年の誕生日と変わり映えしないし……』

と3人で集まって悩んでいたとき。

アイデアのヒントを得るためスマホでリサーチをしていたところ、ふと目についた一つのサプライズ方法がありました。

それは、誕生日を迎える子の顔写真で作ったお面をみんなで装着して、パソコンの画面上に登場するという方法です。

『ねぇ、ちょっとこれおもしろそうじゃない!?』

「うん、いいじゃん! 3人がこのお面で突然出てきたらびっくりするよね(笑)。何なら、これ亜美の変顔にしちゃうってのはどう?」

「賛成ー! 亜美、絶対笑ってくれるよ!」

こんな流れで私たちは、今回のサプライズを決定。

何でもこのサプライズは最近高校生の間で密かにブームとなっているのだとか。

早速私たちは準備を開始。

お面の作り方は意外と簡単なもので、用意した写真をカラー印刷して切り取ったのち、穴あけパンチで開けた穴に輪ゴムを通して耳にかけるだけです。

私たちも普段仕事や家事でなかなか時間が合わないため、どの写真にするかを3人で相談して決めてそれぞれの自宅で印刷をして作成することに。

亜美の変顔がパソコン画面に3つ並ぶなんて何てシュール!(笑)

作りながらクスッと笑いをこらえます。

また、どの写真にするか昔の写真を見返しているとたくさんの思い出が蘇ってきて、何だか作っている私のほうまでワクワクとした気持ちになってきました。

本命プレゼントにちょっぴり笑えるプレゼントも添えてサプライズ

お面サプライズと一緒に、亜美に贈る誕生日プレゼントもそれぞれリサーチしていました。

そして3人がプレゼンした結果、今回は私の選んだプレゼントが採用に!それは、

“離れていても、私たちはいつも亜美のことを応援しているよ“

そんな想いが伝わればと思い、身に着けられるアクセサリーで探していたのですが、彼女が喜んでくれそうなとってもかわいらしいアイテムを発見。リネン素材で作られたちょうちょモチーフのピアスです。

小さなリネン生地に繊細な刺繍があしらわれていて、かわいい雰囲気の中にも上品さが感じられるデザインに私自身が一目ぼれ。

また左耳用はちょうちょで、右耳用は花びらとデザインがアシンメトリーなのも素敵だと感じました。

ナチュラルテイストな洋服が好きな亜美にぴったりなデザインです。

2人も「亜美が好きそう!」と賛同してくれました。

また、このプレゼントと一緒にもう一つ私が出したサプライズ案があります。

お面用の写真を探していたときに昔の写真も出てきてみんなで当時の思い出話をしていたのですが、その中のエピソードからヒントを得て思いついたアイデア。

亜美が昔好きだった駄菓子があるのですが、その駄菓子を大量に用意して、その中にこのピアスのプレゼントも紛れさせておくというものです。

駄菓子がプレゼントと思わせておいて、見つけてびっくり、二度驚くという手法は、昔のことも思い出せるしクスッとした笑いも生んでくれそう。

このアイデアも2人が「いいじゃん!」と声を揃えて賛成してくれたので採用することに。

それぞれ仕事や子育てで忙しい日々でしたが、こまめに連絡を取って協力し合い、準備を進めていきました。

離れていても4人の絆は変わらないと実感できた一日

迎えた誕生日当日。

ピンポーンと、亜美の部屋のチャイムが鳴りました。

「あれ、宅配かな? ちょっと待っててね!」

彼女が玄関に荷物を取りに行っている姿を見て、『きっとアレが届いたんだよね』とニヤニヤしながら声を潜ませてやり取りをする私たち。

プレゼントはこの時間帯に指定して送っていました。

そして不思議そうな表情をしながら荷物を抱えて画面前に戻ってきました。

「え、これみんなが私に送ってくれたの?」

『私たちからのささやかな誕生日プレゼントだよ。開けてみて』

「えー、何だろう?」

亜美は段ボールのテープをはがして、中を開けていきます。

そして―――。

「ちょっと、これ懐かしい! 私が好きだったお菓子だ。これが好きだってよく覚えてたね。わ、しかもすごい大量に入ってる! 食べきるのに一年ぐらいかかっちゃうよ(笑)」

とこれまた亜美は大爆笑。

まだ、段ボールの底に埋もれているもう一つのプレゼントの存在には気が付いていません。

『亜美、段ボールの中よーく見てみて』

「え、この中?」

私たちに促され、彼女はお菓子をガサガサと取り出していきます。

「あ! ほんとだ、もう一つ隠れてた! これも開けてみていいの?」

『どうぞ!』

「わぁ、かわいいピアス。ちょうちょだ。えー、とっても嬉しい。見て、似合う?」

早速耳にピアスをつけ、嬉しそうです。

『みんな亜美に似合いそうって満場一致でそのピアスに決めたんだよ』

「へへ、みんなのおかげですごく幸せな誕生日になったよ。最近ちょっと疲れてて地元恋しいなぁとかナーバス気味だったんだけど、一気に元気がでてきちゃった! これつけて、みんなのこと思い出しながら頑張る! ほんとにありがとう、みんな大好き!」

いつもの元気な亜美が見られて私たちも嬉しい気持ちになります。

そして、その後は駄菓子つながりから小学校の頃の昔話で大盛り上がり!

深夜まで笑いが絶えないままあっという間のひと時を過ごしました。

年をとっても、離れていても、たわいないことで笑い合える関係って本当にかけがえのないものです。

また一つ、亜美の誕生日を通して4人の絆が感じられた一日となりました。

お探しのシーンと相手を選んで
あなたに合ったサプライズアイデアをみつけてください。