大人の宝探し♡30歳の節目を迎えた友人への誕生日サプライズアイデア

大人の宝探し♡30歳の節目を迎えた友人への誕生日サプライズアイデア

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この物語はフィクションです。アレンジやマネできるアイデアであなたのサプライズをお手伝い!

友人を我が家に招き、とっておきの誕生日パーティーを開催

「お邪魔しまーす」

中学校からの友人、亜由美が我が家へやってきました。

今日は亜由美の誕生日パーティー。

記念すべき30歳の誕生日を迎えたので、今日は盛大にお祝いする予定です。

『いらっしゃーい』

「わー、飾り付けしてくれてる! この年でもやっぱりうれしいねぇ」

『今年のお誕生日は特別だからね。さ、座って座って』

「嫌だー、三十路ってことを思い出させないで(笑)」

『まぁまぁ、女は30歳からって言うでしょ。はい、これ』

「えーっと……これは?」

『本日のメインイベント、宝探しのご案内でーす』

まだ状況を読み込めず、ポカンとした表情の亜由美。

でも次の瞬間、満面の笑みで腕まくりをし

「こういうの大好き!」

とうれしそうに立ち上がってくれました。

30歳のお誕生日が“楽しい思い出”になるように♡

今回のサプライズを思いついたのは、1ヶ月前のこと。

いつも通り亜由美と電話で取り留めもない話をしている最中、ふと

「私たち、もうすぐ三十路だね」

という話になったのです。

30歳を迎えるタイミングは、どうしてもナイーブになりがち。

私たちもそのときは

「三十路なんて嫌だー!」

と駄々をこねていました。

でも、冷静に考えてみると今や人生100年時代。30歳なんてまだまだひよっこです。

それに周りの30代女性は素敵な人ばかり。私が勝手に思い描いていた“30代”とは違い、とても楽しそうなのです。

そう考えると、『あれ? 30代になることの何がそんなに嫌なんだっけ?』とまで思えてきます。

10年に一度しか来ない、節目の年。

せっかくならネガティブな気持ちではなくポジティブに迎えたいものです。

そう思った私は、1ヶ月後に控える亜由美の誕生日パーティーを我が家で開催したいと提案しました。

『せっかくだから、盛大にお祝いして30代を楽しく迎えようよ』

「え、うれしい! 楽しみにしてるね」

これでセッティングはOK。

問題は、どんな形でお祝いするかです。

いつも通りにおいしいご飯とお酒を用意して、ただプレゼントを渡すだけというのは味気ない気がします。

“楽しい思い出”として5年後も10年後も思い出してもらえるような仕掛けを考えたいと思いました。

そこでふと思い出したのが、小さい頃に母が用意してくれたクリスマスの宝探しゲームです。

サンタがいないことに気が付いた私たち姉妹に、母は「サンタがいないと分かっても、クリスマスを楽しんでほしい」と家の中にプレゼントを隠し、メモに書かれたヒントを元にプレゼントの場所を探すゲームを用意してくれていました。

『あの年のクリスマス、とっても楽しくていまだにあのワクワク感を忘れられないんだよね』

と思ったところで、ピンときた私。大人の宝探しを計画することにしました。

といっても、基本的にルールは同じ。

「冷蔵庫の横」とか「花瓶の下」という文字の書かれたメモを最初に渡し、その場所に行くとまた「クローゼットの中」と、次のヒントの場所が掛かれたメモが置かれているシステムです。

でも今回は、節目となる30歳のお誕生日。お宝は1個じゃなくてもいいはずです。というわけで、複数のメモ書きとともにお宝が見つかっていく、贅沢な大人の宝探しを準備しました。

早速宝探しスタート! 最初に見つかるお宝は……?

さあ、待ちに待ったお誕生日当日。

私が宝探しのメモを差し出すと、主役はすぐにノリノリで腕まくりしてくれました。

「よーし、秒で見つけるぞ! なになに……最初は“私たちが初めて一緒に行ったテーマパークの袋”。ってなんだこれ、記念日を祝いたがる彼女か!(笑)」

最初は単純に「○○の下」といった場所だけを書いていこうと思ったのですが、もっと楽しめるようにと二人の思い出を絡めていくことにしました。

『絶対言われると思った(笑)。いいからいいから、とりあえず探してみてよ』

「考えなくてもすぐ分かるけどね。初めて一緒に行ったのはディズニーランドでしょ。あのときまだ中学生なのに親に内緒で行ったから、帰って二人ともすごく怒られたんだよね」

『そうそう! おかげでしばらく外出禁止になって大変だったよね』

そんな思い出話に懐かしさを覚えながら、亜由美は部屋を見渡し、早速ディズニーランドの袋を見つけました。

「あ、あった! これだよね? 見てもいい?」

『もちろん』

「えーっと……、って、えぇ?! 駄菓子がたくさん入ってるー!」

最初のプレゼントは、駄菓子に決めていました。パーティーにお菓子は欠かせません。

特大の袋いっぱいに、私たちの大好きなお菓子をたくさん詰め込んでおきました。

袋の外には次のヒントが書かれた紙が貼られています。

「よし、ちょっと腹ごしらえしてから次を探すわ」

『疲れるの早すぎない?(笑)』

こんな風にふざけ合いながら宝探しは続き、二人の思い出をまとめたアルバムやお揃いのTシャツ、ちょっとしたブランドコスメや人気スイーツ店のケーキなど、たくさんのお宝を亜由美は集めていきました。

最後に取っておきのプレゼント♡人生の節目に乾杯

「次で最後のヒントって書いてある。なになに?……“二人が顔をくしゃくしゃにして笑っている場所の下”。ん? どういう意味だろう」

頭を悩ませながら部屋をぐるりと見渡す亜由美。

視線の先に見つけたのは、1つの写真立てです。

飾られているのは、成人式のときに撮ってもらったとっておきの1枚。

二人ともお気に入りの振袖にテンションが上がり、目が線のようになるほどくしゃくしゃの笑顔でピースをしています。

「あー! これだ!」

『正解!』

「下にあるのは……、うわぁ。すっごくかわいい」

最後に用意していたのは、花のつぼみをイメージして作られた刺繍ピアスです。

『1つひとつ手作業で作られたピアスでね、このつぼみの感じが亜由美にピッタリだなと思ったんだ。まだ30歳。仕事だけじゃなくて、趣味とか英語の勉強とかがんばってる亜由美は、これからまたどんどんステップアップしていくんだろうなと思って。このつぼみのピアスを選んでみたよ』

「わぁ、うれしい。これまでもらったプレゼントも本当にうれしくて、これ以上のプレゼントはないでしょって思ってたんだけど、“これ以上”だった。そうだよね、まだ30歳。私たちはまだつぼみだよね。ありがとう。友梨佳の言葉を聞いた瞬間、これからやっていきたいことが一気に頭の中で広がっていって、30代が楽しみになってきた。よーし、40歳になったときには少しぐらい花びらが開いていてくれるように、これから10年楽しむぞー!」

そういって亜由美は早速、ピアスを着けて見せてくれました。

弾けるような笑顔がチャームポイントの亜由美に、ピンク色のピアスがよく映えます。

「それにしても、この写真懐かしい」

『20歳の誕生日は、こんなにもうれしそうだったんだよねぇ』

「30歳の誕生日は正直そんなにうれしくないだろうって思ってたんだけど、友梨佳のおかげでこのときと同じぐらい私はうれしいよ」

そう言った亜由美の顔は、たしかに写真と同じぐらいくしゃくしゃの笑顔でした。

宝探しを終えた後は、冷蔵庫で冷やしておいたビールで乾杯!

テイクアウトしておいたイタリアンのお惣菜と、懐かしい思い出話でお酒がグイグイ進みます。

最後に二人で写真を撮って、すぐにプリンターで印刷し、バースデーカードに挟んで亜由美に渡しました。

10年前と同じ顔で笑っている私たち二人。

『おばあちゃんになっても、こうやって笑っていようね』

10年後も20年後も、こうして仲良くお祝いしたいと思った誕生日のサプライズでした。

お探しのシーンと相手を選んで
あなたに合ったサプライズアイデアをみつけてください。