【母の日】毎日多忙な母に朝食サプライズで癒しのひとときをプレゼント

【母の日】毎日多忙な母に朝食サプライズで癒しのひとときをプレゼント

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この物語はフィクションです。アレンジやマネできるアイデアであなたのサプライズをお手伝い!

おはようと共に始まる朝一番の母の日サプライズ

コンコン。

『お母さん、部屋入るよー? おはよう!』

朝6時半前。
私は母の部屋の扉をノックして入りました。

「んー……、真奈美? どうしたの、こんな朝早くから?」

寝ぼけ眼を擦りながら、母はまだ眠たそうです。
そんな母に構うことなく、私はカーテンを開け部屋に太陽の光を取り込みます。

『今日とってもいい天気だよ!』
「あら、ほんといい天気」

無理やり私に起こされた母はまだスイッチが入らないようで、眩しそうに窓のほうを眺めています。
けれど、しばらくして「よし、そろそろお父さんの朝ごはん作らなくっちゃ……」とベッドから立ち上がろうとしました。

『あ! お母さん。そのままちょっと待ってて!』

そう言って私は廊下に待機させていた食器トレイを取りに行き、母のベッド横に置いてあるサイドテーブルの上にサラダやトーストを乗せた食器やグラスたちを並べます。

「真奈美、これは……?」

『じゃーん! 今日は私が朝ごはんを作ってみました! 今日何の日か分かる?』

「えっと……。あ、もしかして今日母の日?」

『ピンポーン、当たり! いつも朝から忙しくしているお母さんに、今日は私からちょっぴり優雅な朝をプレゼントしまーす!』

「えぇ!?」

起きてすぐの突如始まったサプライズに、母は驚きが隠せない様子です。

お疲れ気味の母に元気を出してもらうためサプライズを企画

私の母はとてもアクティブです。

昔から旅行が大好きで、年に2~3回ほどは父や友人たちと国内や海外旅行を楽しんでいたほど。
また、今も週4~5でパートを続けている傍ら、プールや習字といったお稽古事も趣味の一環として習っていて、とてももうすぐ60歳を迎えるとは思えません。

けれど、今はこんなご時世。
コロナの影響で、旅行もお稽古事も自粛せざるを得ない状況となってしまいました。

また私は職業柄現在も通勤していますが、父はリモートワークとなったため、母はパート前に父の朝ごはんと昼ご飯も用意して行かなければならず、何だか毎日朝から晩までとっても忙しそうです。

心なしか、ここ最近は「はぁ……」と小さいため息をついていたり、台所でボーっとしていたりする姿もちょくちょく目にするようになりました。
きっと長引く自粛生活で心の拠り所だった旅行やお稽古事ができないため、うまくリフレッシュできずにいるのだと思います。

そんな母に何か喜ぶようなことをしてあげたいと思い、私はもうすぐやってくる母の日に向けてサプライズを企画し始めたのでした。

料理が苦手な私がホテルライクな朝食作りに挑戦

とはいえ、外出するのはできるだけ控えたいところ。

『自宅でできて、母が喜んでくれそうなサプライズ方法って何だろう……』

なかなかいいアイデアが思いつかず、ネットの情報に頼ってみます。
そこでふと目についたのが、とある記事でした。

何でもイギリスでは日ごろ忙しくしているお母さんを労わるために、家族が朝食を作って寝室まで持って行ってあげる風習があるのだとか
これを見たとき、何て素敵な風習なのだろうと感じました。

思えば、母はいつも父の起きる時間に合わせて朝食を用意しているため、休日関係なく毎朝6時半ごろには起きてきています。
そのためか一緒に旅行に行くと、「ご飯作ったり、片付けしたりしないでいいって何て幸せなのかしら」と母はよく口にしていたものです。

たまには時間を気にせず、ゆっくりと朝食を味わってもらうのも母にとっては癒しのひとときになってくれるかもしれません。
また、朝食のメニューは父に合わせてもっぱら和食派だった我が家ですが、たまにはおいしいパンやサラダといった洋食にすれば母も喜びそうだし、メニュー次第でちょっとしたホテルのモーニング気分も味わってもらえるのではと思いました。

メニューについても調べてみたところ、前菜のサラダにふわふわのスクランブルエッグとウィンナー、じっくり卵を含ませたフレンチトースト、そして最後にヨーグルトやゼリーなどのデザートとおいしいコーヒーを淹れれば、料理が得意でない私でもそれなりに形になりそうです。

さらにこれもネットで見つけたのですが、“エディブルフラワー”という食用のお花も通販で手に入るらしく、サラダやお皿の余白部分などにちょこっとトッピングすれば一気におしゃれな雰囲気に仕上がるのだそう
料理の腕前をカバーするためのアイテムとして、こちらも購入することにしました。

そして、もう一つ。

母を驚かせるために、デザートの横に添えて一緒に出せるような小さめサイズのプレゼントを用意したいと思い探していたところ、偶然たどり着いたサイトでとても素敵なものを発見したのです。

それは、「LE:PO レポー」というジュエリーブランドのペンダントで、パワーストーンをチャームにあしらったものでした。
その中で私の目を奪ったのは、クリアな透明感と優しい色合いが美しいライトグリーンのパワーストーン。

パワーストーンは身に着ける人の願いや希望を叶えたり潜在能力を引き出してくれたりするエネルギーがあると言われていますが、このアンダラクリスタルという石は身体の癒しを促すパワーがあるそうで今の母にぴったりな贈り物だと思いました。

気になるお値段はちょっぴり高めです。

それもそのはず。
高級老舗ブランド『ミキモト』で6年間のデザイン経験を積み、10年間の海外生活中に世界中の“良いもの”に触れて審美眼を磨かれたデザイナーさんが、一つひとつこだわって選び抜かれたパワーストーンを使用されているのだそう。

お守りを強調したジュエリーはなかなかシンプルでお洒落なものが見つからないけれど、このペンダントはディティールにもこだわっていて、一点一点細やかな手仕事で仕上げられているため、まさに世界に一つしかないオリジナルジュエリーなのです。

今は旅行や外食に連れて行ってあげられないし、きっと一生物のジュエリーとなってくれるはず。
そう願い、こちらも購入することに決めました。

朝食とプレゼントで優雅な朝のひとときを演出

母の日当日。
私は気合を入れて5時起きです。

眠たいですが、母は毎日きっとこんな朝を迎えていたのだと思います。

準備は何度も頭の中でシミュレーション済みです。

サラダの上に彩りのバランスを考えながらエディブルフラワーをトッピングし、前日の夜から卵に付け込んでおいたフレンチトーストやスクランブルエッグも焼いていきます。
オレンジジュースもミキサーにかけて、100%のものを用意。

あとは食後のコーヒーも豆から挽いて準備完了です。

母がいつも目覚ましを鳴らすのは6時半ぴったり。
その少し前に母の部屋に行き、母を起こします。

気持ちよく寝ていたところを私に起こされ、まだちょっと寝ぼけている様子の母でしたが、
『じゃーん! 今日は私が朝ごはんを作ってみました!』
と母の前にトレイを差し出すと、さっきまで開いていなかった目もぱっちり!(笑)

「えぇ!? これ真奈美が作ってくれたの?」と目を丸くしながら驚いています。

『そう、ここ最近お母さんちょっと気持ち的にもお疲れモードだったでしょ。好きな旅行やお稽古事も行けないし、家事とパートに追われる毎日だったもんね。だから、母の日ぐらいは私の出番だと思って、ちょっと頑張ってみたの。あ、父さんの朝食も用意したから安心して!』

「わぁ、とってもおいしそうな朝ごはん。まるでホテルのモーニングを食べに来ているような気分だわ。じゃあお言葉に甘えていただいちゃっていいかしら? いただきます」

『どうそ召し上がれ!』

母は味わうように一口ずつゆっくりと時間をかけて口へと運びます。

「うん、どれもおいしい! こんなお花まで用意してもらっちゃって食べるのもったいないわ」
そう言いながらも、母は料理をきれいに完食。

「ごちそうさまでした」

そのタイミングを見計らってコーヒーを淹れて、デザートのヨーグルトと一緒にトレイで出します。

「あら、これはカード?」

母はトレイに乗せていたメッセージカードに気が付きました。
カードには、短文ですが母への感謝の気持ちを記しておきました。

そのカードを手にした母は、カードの下に隠してあった小さな箱のプレゼントにも気が付いたようです。

「これって……」

『うん、開けてみて』
私に促され母は箱を開けました。

「うわぁ……! とってもきれいなペンダントね」

『そうでしょ、これパワーストーンなんだよ。このパワーストーンは身体の癒しを促してくれるパワーを持ってるんだって。今のお母さんにぴったりだと思って』

母が手にしているペンダントは、窓からの光に照らされキラキラと輝いています。

「真奈美、ありがとう。何だか今日はとってもいい気分で過ごせそうだわ。そうだ、お父さんにも教えてあげなくっちゃ」

ペンダントを付けてあげると、母は鏡の前に立ちとっても嬉しそうです。
こんな無邪気に喜ぶ母を見たのはいつぶりでしょうか。

今は旅行や外食にも連れて行ってあげられないけれど、母の喜ぶ姿を見られて私も大満足。
いつかまた安心して外出できるようになったら、母と一緒に旅行に行って本当のホテルのモーニングもごちそうしてあげられたらいいなと思っています。

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