成人式を迎える娘へサプライズ!想いを伝えるお手紙ケーキと記念品

成人式を迎える娘へサプライズ!想いを伝えるお手紙ケーキと記念品

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成人式の前撮りをした日に仕掛けたサプライズ

「ふ~、写真撮るだけだったのに何だかどっと疲れちゃった」

『今日一日で何百枚と写真撮ったもんねぇ、お疲れさま。でもあの振袖にしてやっぱり大正解だったね』

「うん、写真の仕上がりドキドキだなぁ~」

今日は娘・真理の成人式前撮りの日でした。

女の子は着付けやヘアメイクもあるのでなかなかの長丁場で大変でしたが、無事前撮りを終えられて私も一安心。
慌ただしい一日を終えて自宅に戻り、こんな感じで会話しながら家族4人で夕飯を食べていました。

「ふ~、お腹いっぱい! ごちそうさま」

真理がご飯を食べ終わり、ソファへと移ってくつろぎ始めました。

そのタイミングをひそかに見計らっていた私は、さりげなく台所へと向かい冷蔵庫に隠しておいたケーキを取り出して準備を開始。
そして、主人に合図を送り部屋の電気を消してもらって、ケーキを真理のもとへ運びます。

「何、停電!?」

『真理、ちょっと早いけど成人おめでとう!』

私に続いて「お姉ちゃんおめでとう!」と言いながら次女の有紀もクラッカーを鳴らして、盛り上げてくれます。

「わ! びっくりした! え、え? 何これ、どういうこと!?」
真理は突然起こったこの状況がまだ理解できていない様子です。

けれど真理はケーキの異変に気付いたようで、「ていうかケーキのメッセージ……」と言ったのちびっくりした表情から一転して涙ぐんでしまいました。

実はこれ、真理の成人をお祝いするため、私が主人と次女を巻き込んで計画した真理へのサプライズです。

いい子に育ってくれた娘にありがとうを伝えたい

我が家は、私と主人、大学生の長女・真理と高校生の次女・有紀の4人家族です。
そして、この度真理は成人式を控えています。

小学校4年生のときに“1/2成人式”という行事が学校であり私も参加したのですが、それがつい先日のことのよう。
あれから10年経って真理がもう成人式を迎えるだなんて、考えただけで胸にこみあげてくるものがあります。

思えば、思春期にありがちな反抗期みたいなものも真理にはあまり見られませんでした。
この年齢まで素直でいい子に育ってくれてとても嬉しく思っています。

特に真理が高校生の頃、私はとても助けられました。

主人はその当時単身赴任をしていたのですが、私は仕事をしながら父の介護もしていたため、色々と手一杯で……。
でも真理が家のことを率先して手伝ってくれたので、何とかあの大変だった時期を乗り切れたのだと思っています。

家族思いの本当に心優しい子に育ってくれました。

そんな真理の成人式がもうすぐです。
大人の一歩を踏み出す真理に、おめでとうと感謝の気持ちを込めて何か形にしてあげたいとずっと考えていたのでした。

記念に残るキーケースと想いを伝えるお手紙ケーキ

とはいえ、何をしてあげたら真理が喜ぶのかなかなか思いつきません。
こんなとき頼りになるのは、次女の有紀。

「うーん、私ならやっぱり長く使えそうな物が一番嬉しいかなぁ。例えばアクセサリーとかバッグとか?」

アクセサリーやバッグも確かにもらって嬉しいものです。
けれど真理の世代に人気のブランドは私には分からないし、きっと身に着けるものは好みもあるはず……。

「じゃあ、キーケースは?」

その有紀の言葉にピンと来ました。

キーケースなら身に着けるものではないので、まだ選びやすいかもと思った私。
それに真理がキャラクターもののキーホルダーを鍵に取り付けていたのも思い出しました。

成人を機に、小物も少しずつ大人の女性らしいものを持つようになってほしい。

そんな想いからプレゼントをキーケースに決めた私は、早速スマホで商品をリサーチ。

ブランドもたくさんあって迷ってしまいましたが、有紀の「ブランドも年齢とともに好みが変わるよ」というアドバイスのもと、シンプルで長く使えそうな革素材のものに決めました。

革製品なら使い込んで質感や色みが変わっていくにつれて、真理自身の成長も実感できるのではと考えたからです。
それに、個性的な波打つデザインは、女性らしい柔らかさと他にはない特別感があり、まさに大人の階段を上り始める20歳という節目にふさわしいプレゼントだと感じました。

あともう一つ真理にしてあげたいと考えていたことがありました。

本当は真理に向けて手紙を書くのもいいなと思っていたのですが、まだ家を巣立っていくわけでもないので手紙は何だか私も気恥ずかしいし少し堅苦しいような気もしていて迷っていて……。
そんなときにたまたま職場の友人に教えてもらったのが、“お手紙ケーキ”の存在です。

お手紙ケーキは、ケーキ自体にメッセージや写真を入れられるそうで、友人がお父様の退職時に利用してよかったと教えてくれたのでした。

これに真理へのメッセージを入れてみたらどうだろうとプレゼント探しをしているときにふと思いついたのです。
手紙よりもサプライズ感があるので、きっと真理も驚くはず。

スマホで見てみるとネットで注文できるようだったので、真理の前撮りの日の前日に届くように手配を済ませます。

日にちは成人式当日も悩んだのですが、当日は友人たちと集まったりするだろうと考え前撮りの日を選びました。
それに前撮りの日なら真理もそれほど気構えていないので、よりサプライズになると思ったからです。

家族みんなが笑顔になれた成人祝いのサプライズ

成人式前撮りの当日。
朝からバタバタと準備をしてスタジオへと向かいます。

きれいにお化粧をして振袖をまとった真理はとても素敵で、スタジオの隅で少し涙ぐんでしまったのはここだけの話。

そして夕方ごろ、ようやく自宅へ。
サプライズ感を出さないため、夕飯のメニューは敢えて普段のような感じにしました。

「ふ~、お腹いっぱい! ごちそうさま」

真理がご飯を食べ終わったのを見計らって、私と主人と有紀はアイコンタクトを取って作戦実行へと動き出します。

私は台所へ行ってケーキの準備係、主人は私のタイミングを見て部屋の電気を消す係、有紀はクラッカーを鳴らす係。
真理に内緒で3人で話し合って、事前にシミュレーションをしていました。

そしてケーキのロウソクに火をつけ、主人に合図をしてリビングの電気を消灯。

パチッ。

「何、停電!?」

『真理、ちょっと早いけど成人おめでとう~!』

「お姉ちゃんおめでとう!」
有紀がクラッカーを鳴らします。

驚いている真理の前に『じゃーん!』とケーキを差し出しました。

「えー!」
と最初は目をパチパチさせて状況が呑み込めずにいた真理。

そしてしばらくしてから「ていうかケーキのメッセージ……」とメッセージに気が付いてくれました。

“真理 成人おめでとう
人の痛みが分かる心優しい子に育ってくれてありがとう
真理は私たちの誇りです
真理の人生にたくさんの幸せな出会いがありますように”

主人と相談して決めたこのメッセージ。
短い文章のなかに、私たちなりの想いを込めたつもりです。

この想いを受け取ってくれたのか、真理は照れ笑いしながらも少し涙ぐんでいるようでした。

「不意打ちすぎてびっくりしちゃったよ……。でも嬉しい。ママ、パパ、有紀ありがとう」

『こちらこそだよ。はい、これもママとパパからのプレゼントだよ』

「え、これも? 開けていい?」

プレゼントを受け取った真理は、ゆっくりと包装紙を開いて中を確認します。

「わぁ、キーケースだ! すごく素敵!」

『デザインはママの好みで選んじゃったけど、喜んでくれてよかった。成人の記念になってくれたらいいなと思ってパパや有紀と相談して用意したの。成人式本番まではまだちょっと早いけどね』

「そうだったんだ、ママもパパも有紀もありがとう。あー、びっくり通り越してちょっと感動しちゃったよ。よし、決めた! ハタチらしく大人の女性になれるよう今日から私、頑張ります!」

真理の突然の大人になる宣言に「えー、お姉ちゃん大丈夫かな(笑)」とヤジを入れる有紀。
それを見て微笑んでいる主人。

そんないつもの我が家の風景も今日はとても特別に感じます。

用意していたケーキは「食べたくない、もったいない!」と真理は渋っていましたが、写真にたくさん収めたのちみんなでおいしくいただきました。

このときに撮った、4人揃った家族写真。
いまリビングに飾ってあるのですが、見るたびに鮮明にあの日のことを思い出します。
みんなとってもいい笑顔です。

真理の成人を機に、『この家族でよかった』と改めてしみじみと感じることができました。
そして、真理が素敵な大人になれるようこれからも陰ながら見守っていきたいと思っています。

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