【両親へ感謝のサプライズ】成人式当日に贈った子育て卒業証書

【両親へ感謝のサプライズ】成人式当日に贈った子育て卒業証書

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20~29 子ども 40~49 両親
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サプライズアイデアを物語で発信してます

この物語はフィクションです。アレンジやマネできるアイデアであなたのサプライズをお手伝い!

成人式へ出かける前に勇気を出してサプライズ決行

今日は成人式。
着付けとヘアセットを済ませ、準備は万端なのですが、友人との待ち合わせまで2時間ほど時間が余ったので、一旦自宅へ帰ってきました。

『おかえり~。わぁ、茉奈ちゃんとってもきれいだねぇ』

そう声を掛けてくれたのは母です。

「ありがとう。振袖ってこんなに苦しいんだね(笑)あれ? お父さんは?」

『茉奈ちゃんが帰ってきたら外で記念写真撮ろうって張り切って、今お庭の掃除をしてくれてるよ』

「そっかぁ、ちょっとお願いしたいことがあったのになぁ」

そう残念そうに伝えると、母はニコッと笑って、
『お母さんちょうどお庭にお花を摘みに行こうと思ってたから、ついでに呼んできてあげようか?』
と言ってくれます。

「ありがとう。助かるよ~」

そういって父を呼びに行ってくれる母を見送りました。

優しい母は私が困っていると必ず手を差し伸べてくれるのです。
サプライズのために母の優しさを利用してしまったのは心苦しいですが、両親を喜ばせるための作戦。

心の中で「ごめんね」と伝えながら、母が庭へ出たタイミングで自分の部屋に“あるもの”を取りに行きます。
そして2人が帰ってくる前に、何食わぬ顔でリビングに戻り、ソファに腰かけました。

20歳まで大切に育ててくれた両親へ感謝の気持ちを伝えたい

遡ること1ヶ月前。

「成人式かぁ。中学校の友だちに久々に会えるの楽しみだなぁ~」
とのんきにゴロゴロしながらInstagramを見ていました。

すると親友の由紀がちょうどストーリーを投稿しています。

「お、どこかへ遊びに行ったのかな?」
と軽い気持ちでタップしてみると、テキストでの更新でした。

『もうすぐ成人式。
反抗期ですごい親に迷惑かけたから
何か親孝行的なことしたいんだよね。
みんなは何か親に用意してる?』

そう書かれたストーリーを見て、私はビックリ。
成人式って自分がお祝いしてもらう日だとばかり思っていたのですが、確かに親へ感謝を伝える日でもあります。

私は小さい頃体が弱く、頻繁に学校を休んでいましたし、中学校に上がってからは人間関係のトラブルが絶えず、特に母にはかなり心配をかけました。
高校は楽しく過ごせたものの、友だちとの遊びが楽しくなって帰宅が遅くなり、何度父に怒られたか分かりません。

改めて考えてみると、二人とも私のことをとても大切に大切に育ててくれたんだなぁと思います。

「これを逃すと、感謝の気持ちを改めて伝える機会がなくなっちゃうかも……?」
と気が付き、私も由紀を見習って、何か両親へサプライズプレゼントを用意することにしました。

子育ての卒業証書?! 『そうか、もう私は子どもじゃないんだ』

Instagramで♯親孝行 ♯親へのプレゼント などのハッシュタグを眺めていると、色々な親孝行を知ることができます。

「ご飯に連れて行ってあげる人が多いけど、私はまだ学生だから社会人になってからの方がいいよね。花束はお母さんには喜ばれそうだけど、お父さんはあんまり興味ないだろうし……うーん」

見れば見るほど悩んできました。
両親へのプレゼントって意外と難しくて。

でもふとした瞬間、いいアイデアが目に飛び込んできました。

それは、子育ての卒業証書です。

生まれた日から記念日(私の場合は成人式)までの日数と感謝のメッセージ、思い出の写真などが盛り込まれた、オシャレな卒業証書。
商品によっては名前に合わせたポエムなどを書いてくれたりもするそうです!

「そっか、私もう子どもじゃないんだよね」

すでに誕生日を迎え、20歳になっている私はとっくに“大人”なのですが、実家暮らしの学生ということもあり、いつまでも子ども気分でいた私。
でもこの卒業証書を見て、急に大人になった実感が湧いてきました。

「6月8日生まれの私は成人式の日で、生まれて7522日になるのかぁ。こんなに長い期間、育てて来てくれたんだよね」

改めて日数を計算してみて、感謝の気持ちはどんどん大きくなっていきます。

「感謝のメッセージも込められるし、よし、これにしよう」
早速注文し、成人式当日を楽しみに待つことにしました。

また、7522日という長い時間を私のために使ってくれた両親へ。
これから続く二人の時間を大切にして欲しいとの想いを込めて、もうひとつのプレゼントも注文。

成人式当日を楽しみに待ちました。

両親のためのサプライズだったはずが自分にとっても感慨深い1日に

パタン。
母が父を連れて部屋へ戻ってきました。

『お~、茉奈、似合ってるじゃん』
と父も私の晴れ着姿を褒めてくれます。

「ふふ、似合うでしょ~」
『しまった、調子に乗らせてしまった(笑)。で、お願いしたいことってなんだ? 会場まで送ってほしいとか?』

「うん、ちょっと二人に話があってさ。まあまあ、座って座って~」

そう声を掛けると父も母も不思議そうな顔をしながら、私の向かい側にあるソファへ座ります。

『ん?』

「今日、成人式でしょう? 二人は私のお祝いをしようと、ご馳走とかケーキとか、この振袖とか色々準備してくれて。私自身も祝ってもらう側なんだって思ってたんだけどさ」

『うん』

「でも、成人式ってお父さんやお母さんに、大人になるまで大事に育ててくれたお礼を伝える日でもあるんじゃないかなって思ったんだ」

私がそう話した時点で、母の目から涙がこぼれていました。

「もう、お母さん泣くの早いよ~(笑)。……ということで、これ。二人にプレゼントです」
そう言って子育ての卒業証書とプレゼントを差し出します。

卒業証書を目にした途端、ついに父も泣き出してしまいました。

でも、
「ふふ、といってもまだあと2年はお世話になるつもりだけどね」
と笑うと、父も母もニッコリ笑ってくれます。

「ねえ、プレゼントも開けてみて?」

二人に用意したのは、お揃いの時計です。

「これまで私のお世話で忙しかったと思うんだけど、これからは二人の時間を楽しんでほしいなと思って、時計を選んでみたよ」

『わ~、とってもオシャレ。お揃いのものなんて、いつぶりかしら』
とうれしそうな母と、ちょっと照れくさそうな父。

二人の姿を見ていると、なぜだかとても幸せな気持ちになります。

『茉奈、成人おめでとう。これからもお父さんとお母さんはずっと茉奈の味方だから』
と力強く声を掛けてくれるお父さん。

両親のために仕掛けたはずの成人式サプライズでしたが、改めて両親にしっかりと感謝でき、大人になった自覚を持てた、私にとっても感慨深い1日になったのでした。

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