Zoomで彼女へサプライズ!離れた場所から贈ったクリスマスプレゼント

Zoomで彼女へサプライズ!離れた場所から贈ったクリスマスプレゼント

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このサプライズに使用されたアイテム

今年のクリスマスどう過ごす?タイプ別サプライズアイデア 今年のクリスマスどう過ごす?タイプ別サプライズアイデア

遠い場所にいるけれどZoomで楽しくパーティー開始!

“URL送るねー”

予定していた彼女とのオンラインクリスマスパーティーの時間が来たので、早速ZOOMのリンクを送りました。

今年のクリスマスは、彼女が岡山、僕は神奈川と遠距離で迎えます。
距離は離れているけれど、こうやって画面越しに顔を合わせて同じ時間を過ごせるので寂しくはありません。

早速彼女も参加してくれたようで、画面にポップアップが開きました。

「やっほー! メリークリスマス!!」
参加を承認してしばらく待つと、サンタクロースの服を着た彼女が画面に映りました。

『おー! メリークリスマス!』

こんな感じで始まった僕たちのクリスマスパーティー。
オンラインでどんな風に楽しんだのか、そのアイデアをお伝えします。

知らない場所で1人迎えることになった彼女のクリスマス

遠距離で迎えたクリスマスですが、実は2週間前までは歩いて10分ぐらいの距離で暮らしていました。

というのも僕たちは、小学校からの幼馴染。
付き合い始めたのは3年前ですが、かれこれもう20年近く一緒に過ごしていることになります。

当然今年のクリスマスも一緒に過ごせると思っていたのですが、彼女の勤めている会社が年明けから岡山に支社を出すらしく、その立ち上げメンバーに彼女が抜擢されました。
通常は10月が転勤の時期なので、まさか12月に転勤すると思わず、彼女も僕もビックリ!

「上の人がスケジュールを掛け合ってくれたみたいなんだけど、どうしても12月から行かないと立ち上げに間に合わないみたいで……」

と、どこか元気のない様子で報告を受けたのが12月中旬頃のことです。

最初は驚きや不安があったようですが、その後はとにかく大忙しだった彼女。
「引っ越し準備に引継ぎにとバタバタしすぎて、気持ちの整理をつけられないまま引っ越し当日になっちゃった」と話していました。

心配になったのは引っ越した後のこと。

知り合いのいない土地で、初めての一人暮らし。
同じ職場とはいえ、初めて顔を合わすメンバーとの仕事だったようで、電話越しの声がどんどんか細くなっていきます。

『前だったらすぐに飛んでいけたのに……』
と伝えると、

「ほんとだよ。今年なんて、私1人ぼっちのクリスマス。もう笑っちゃうよね……」
と返ってきてハッとしました。

そう、彼女はただでさえ寂しさと戦っているのに、キラキラ輝くクリスマスまで1人で過ごさなければならない現実に、押しつぶされそうになっているのです。
これは、彼氏としての僕の出番ではないかと思いました。

『なに言ってるの? 僕は今年もゆかりと過ごす気でいるけど?』
と、わざとドヤっとした雰囲気で答えてみました。

すると、
「そんなこと言ったって、クリスマスはお互い仕事だし、この距離だと会えないじゃん」
とふてくされる、ゆかり。

そこで僕は、パッと頭に浮かんだツールを提案してみました。

『Zoomって知ってる?』

仕事で忙しくても遠く離れた場所にいても一緒に過ごせるZoom

「あー、そういえばこの前、先輩が話してたような……」

オンライン会議ツールとして有名なZoomですが、ゆかりは使ったことがなくあまり知らないようでした。

『直接は会えないけどさ、せっかくだからZoomでパーティーでもしない?』

「え?! パーティーなんてできるの?」

『っていっても、自分でお酒と食べ物用意して、画面越しにパーティーする感じだけど(笑)』

「なーんだ(笑)……でも、なんか楽しそう! 最近誰かとご飯食べることもなかったし、楽しみ!」

久々に弾んだ声を聴いて安心し、その日は電話を切りました。

さてここからは、彼氏である僕の腕の見せ所。
1人だけれど、“1人だと感じさせないパーティー”にしようと決めました。

『クリスマスを一緒に過ごしたときはどうしてたっけ? ちょっと高いお酒を飲みながらスーパーで買ってきたオードブルを食べて、食後には2種類のケーキをはんぶんこして……そうそう、食器を片付けたらプレゼント交換するのが定番だったなぁ』

でも、今は距離が離れているのでプレゼント交換なんてできません。
一瞬、LINEギフトでも送ろうかと思ったのですが、なんだか味気ないような……。

『うーん、やっぱりいつも通りにとはいかないかぁ』
と諦めたとき、ふと、

『自分でダメなら頼めばいいんだ!』
と思いつきました。

そうと決まれば、あとは行動あるのみ!

プレゼントはもう決めていました。
離れていても同じ時間を過ごしていることが実感できる、ペアウォッチです。

受注生産の商品らしく、届くまで2週間かかるとのこと。

クリスマスまでおよそ2週間。
なんとか間に合いそうです!

届いたら急いで彼女の部屋へ時間指定で送ります。
『宅急便なら1番遅い時間で19時~21時だな、よし』

ペアウォッチとクリスマスカードを小さな段ボールに詰めて、発送。
あとは当日を待つのみです。

お互い忙しくて会えていなかった共通の友人たちも次々に参加

クリスマス当日。
18時からZoomで待ち合わせすることになっていました。

クリスマスっぽくチキンとシャンパン、コンビニのケーキを買ってきてスタンバイ完了。

時間になったのでZoom上で彼女を招待し、サンタ姿の彼女が登場したところでパーティーが始まります。

「やっぱり! 怜くん、トナカイの服を着るだろうなと思ったんだー」
とニコニコ笑うゆかり。

実は毎年クリスマスには、ゆかりがサンタクロース、僕がトナカイの服を着るのがお決まりになっていました。
今年は引っ越しがあったので、忘れているかもな~と思って事前に打ち合わせしていなかったのですが、何も言わなくてもお互いがいつもの服で登場したのにはビックリ!

距離は離れたけれど、僕たちの関係は変わってないなと再認識できました。

早速、画面越しに乾杯をして、お互いに自分で用意していたクリスマスディナーを楽しみます。
今日は久々に顔を見て話せるので、お互い話が尽きません。

でもふと彼女が、
「怜くんはみんなと会えていいなあ」
と呟いたんです。

Zoomで一緒の時間を過ごしているとはいえ、やはり寂しさは消えていない様子。

でも、こうなることは予想していました。

『いやいや、地元にはいるけど、この時期みんな忙しいじゃん。だから俺も友だちとは全然会えてないよ~。……でも、今日はゆかりに内緒で呼んじゃいました!』

そう伝えて、共通の友人たちへ一斉に連絡すると、トークルームに見慣れた顔が次々と登場します。

共通の友人たちに事情を話し、タイミングが来るまで待機してもらっていたんです。

「うわー! みんな久しぶりー!」

軽く涙目になっているゆかりが、うれしそうにみんなへ声をかけていきました。

『久しぶりー! ゆかりが岡山で頑張ってること、聞いたよ』
「初めての一人暮らし、困ってることはない?」
『実は俺も、先月から北海道に来ててさぁ』

久々の集まりに話が弾みます。

中にはゆかりと同じように、知らない場所で1人頑張っているメンバーもいて、ゆかりはとても元気をもらえた様子。
みんなでワイワイ話しているうちに、気付けば20時を超えていました。

すると、ゆかりの画面から大きな音でチャイムが聞こえます。

ついに届いたプレゼント!クリスマスカードに書いたのは……

「あ、ごめん。何か届いたみたい。気にせず喋っててね~」
と言って、席を外すゆかり。

でも僕が荷物を届けていることはみんな知っているので、全員がニヤニヤしながらゆかりが帰ってくるのを待っていました。

すると、

「ちょっと、あれ? 怜くん?」
と驚きながらゆかりが戻ってきます。

『お、ゆかりちゃん嬉しそうだね~』
『メリークリスマース! 開けてみて開けてみて』
とはやし立てる友人たち。

「うそ? もしかしてみんな知ってたの?」
とハニカミながら、ゆかりがプレゼントを開けていきます。

「わ、時計だ! かわいいー! あ、クリスマスカードだ」

そう呟くと、メッセージを黙って読み、すぐにゆかりは泣き出してしまいました。

『え……っと、ゆかり……?』
と声をかけると、
「んー、もう怜くん、これは反則だよ」
と泣き笑いしています。

さすがにメッセージカードに何を書いたかまでは話していなかったので、友人の1人が、
『ゆかりちゃん、クリスマスカードになんて書いてあったの?』
と声をかけました。

ゆかりは、みんなに見えるようクリスマスカードをカメラに向けます。

『わ! ゆかり、ダメダメ! 恥ずかしいじゃん』
と止めてはみましたが、時すでに遅し。

“メリークリスマス。知らない街で一生懸命頑張っているゆかりへ。
今年も僕と一緒にクリスマスを過ごしてくれてありがとう。

こっちへ帰ってきた最初のクリスマスには、プロポーズする予定です。そのときを楽しみにしてるね”

と画面に映し出されてしまいました。

『うおー! ついにプロポーズ宣言出たー!』
と大騒ぎする友人たち(笑)

その後3時間ぐらいオンラインのクリスマスパーティーが続いたのですが、ずっとからかわれ続けることになりました。
でも昔から温かく見守ってくれているみんなの前で、プロポーズの予約ができたのは良かったなと思っています。

クリスマスパーティーの後、ゆかりから、

「こっちに来て寂しいなと思っていたんだけど、帰ったときの楽しみができたおかげで頑張れそうだよ。ありがとう! 時計も、大事に着けさせてもらうね」
とLINEが届きました。

思っていたより喜んでくれている様子に僕はニンマリ。

実は、クリスマスのディナーにと近くのレストランをサプライズで予約していたんです。
でも彼女の転勤が急遽決まったので、クリスマス2週間前にキャンセル。

そこからたった2週間しかない上に遠距離でのクリスマスということで、最初はどうしようかと思いましたが、結果的には喜んでもらえて大成功でした。

彼女の岡山勤務は2年間の予定です。
帰ってきたときには改めて、彼女にプロポーズできたらと思っています。