【少年野球の卒団式サプライズ】手作りお菓子トロフィーで最高の交流戦に

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このサプライズに使用されたアイテム

少年野球の卒団式で用意したあるサプライズ

今日は長男の湊斗が所属していた、少年野球チームの卒団式。
小学校1年生の夏頃から野球を始めて、約6年間このチームのみんなと野球に打ち込んできましたが、それも今日で最後です。

私は湊斗が野球をやってみたいと言い出した当初、飽きっぽい湊斗だからどうせすぐに辞めちゃうだろうなと思っていました。

でも今日までの6年間、一度も辞めたいと言わずに続けて来た湊斗。
正直、親の私もびっくりしています。

卒団式は夫と私の3人で参加予定ですが、夫に先に行ってもらうよう事前にお願い済み。
というのも、他のお母さんたちと一緒に作った“あるモノ”を、湊斗たちにバレないよう会場へ運ぶ大事な任務があるのです。

「今日で最後だなんて実感が湧かないなぁ」と言う湊斗。
『ママも。来週もいつも通り練習に行ってそうだよね』

なんて会話を交わしながら、湊斗と夫を送り出しました。

そして、

『湊斗たち喜んでくれるかなぁ』
と思いながら、私は車のトランクに“あるモノ”を積んでグランドへと向かいました。

卒団式の交流戦を盛り上げよう作戦

湊斗たちの所属する野球チームでは、卒団式の前に“6年生 VS 下級生”で交流戦を行うのが恒例です。
実はこの交流戦を私はひそかに楽しみにしていました。

何度も通ったこの場所で、おなじみのユニフォームを着て野球をしている姿を見られるのは、これが最後。
ぶかぶかのユニフォームを着て、一生懸命ボールを追っていた小さな子たちが今や大きくなり、立派にバットを振るのです。

交流試合は記念試合のような感じですが、子どもたちが頑張ってきた6年間の集大成を私たち保護者に披露する場でもあります。

そう考えると卒団式の数日前から胸がジーンと熱くなり、涙が浮かんできていた私。
他のお母さんたちも同じように、この日を感慨深く迎えたようでした。

そんな私たち保護者の想いとは裏腹に、湊斗は以前、

「卒団式の交流戦って、いつもの練習と変わらないからあんまり特別感がないんだよなぁ。
俺らが圧勝するに決まってるし。あーぁ、ドキドキする試合がしたいなぁ」

と言っていて、あまり乗り気ではない様子。

練習に付き添っているとき、そのことを他のお母さんに何気なく話してみました。
すると、

「分かる! うちも似たようなこと言ってたよ。毎年恒例でやってるから“形式的なもの”って子どもたちは思っちゃってるのかなぁ。
下級生とはどうしても力の差があるし、試合っていうより練習感覚になっちゃうのかもね。
あ! ちょっとした景品とかあればまた違うのかな? 男の子は単純だから意外と喜ぶかも」

との反応が。

なるほど。

確かに景品があるとなれば、少しは気合の入れようも変わるかもしれません。
それにインパクトのあるものを用意すれば、場が盛り上がりそう!

そう思った私は、後日子どもたちの練習日に他のお母さんたちと相談してみることにしました。

母たちからの愛情がこもったお菓子トロフィー

『景品は何がいいだろう……』

子どもたちの練習を横目に、私たちは交流戦の景品について話し合っていました。
色々意見を出し合ってみましたが、なかなかピンとくるアイディアが浮かびません。

すると一人のお母さんが、“お菓子トロフィー”という景品を教えてくれました。

初めて聞く言葉だったので詳しく話を聞いてみると、お菓子を積み重ねて作られたトロフィーとのこと。
そのお母さん自身がママさんバレーの小さな試合へ参加したとき、入賞の景品としてもらったのだそうです。

Instagramを見てみると、子どもたちの大好きな駄菓子で作られたトロフィーの写真がたくさんPostされていました。
中には目を見張るほど特大サイズのものも!

他のお母さんたちも、
「何これすごーい! おもしろいし、子どもたちも絶対喜ぶよね!」
と好反応。

満場一致でお菓子トロフィーに決定となりました。

そうと決まれば、早速作成開始へ。

Instagramの投稿やネットの写真を見て私たちなりに研究してみたところ、高さの出せる細長いものや長方形のお菓子で作ると見栄えがよくなりそうな印象でした。
なんせ誰も作った経験がないので、やってみるしかありません。

子どもたちが学校に行っている平日を利用して、早速チャレンジ開始です。
お菓子トロフィーを提案してくれた方を含め、他数名のお母さんと一緒に買い出しへ行き、我が家で作成することにしました。

見栄えのいいものに仕上げるためにも、勝ったチームのメンバー全員にお菓子が複数行き渡るようにするためにも、それなりのボリュームが必要です。
とはいえ、大きすぎると子どもたちが持てず、記念撮影が難しくなるかも……。

そこで、大きめサイズのものを全部で3つ作成する運びとなりました。

途中何度も崩壊して困り果ててしまいましたが、ネット上に投稿されていた動画を参考にしながらどうにか3つのお菓子トロフィーが完成!
出来上がったときは、思わずみんなで拍手し合いました(笑)。

色々試行錯誤してみたところ、どうやら大きめのお菓子で安定感のある土台を作ること、そしてその上に一段ずつお菓子を配置してテープやリボンでしっかり固定していくことがミソのようです。

あとは当日を待つのみ!
私も卒団式が待ち遠しくなってきました。

お菓子トロフィー効果で目の離せない試合展開に

迎えた卒団式当日。
最後の日にふさわしいとってもいい天気です。

私が到着した頃、ちょうど子どもたちの準備運動が終わり、いよいよ交流戦が始まるというタイミングでした。
グランドに子どもたちが整列し始めたところで、隠しておいたお菓子トロフィーのお披露目です。

『今日の交流戦。実は6年生のお母さんたちからちょっとしたサプライズを用意しました』

いつも卒団式の交流戦では景品は用意されていないので、子どもたちからも「おおっ!?」と小さな歓声が沸き上がります。

『それは……。お母さんたちが愛情込めて作ったこのトロフィーです! これがもらえるのは勝ったチームのメンバーのみ。争奪戦だからみんな最後の試合、力を出し切って頑張ってください』

下級生のみんなは、
「わー、すごい! お菓子でできたトロフィーだって」
と驚いています。

それに対して6年生ともなると、「お菓子かぁ。Switchがよかったな~」なんて生意気を言う子も(笑)

けれど試合が始まると、お菓子トロフィーの効果もあってかみんなとても張り切っている様子です。

特に下級生の子たちは6年生に張り合おうと必死で、普段あまり打たない子がホームランを打ったり、いい場面でゲッツーを取ったりと、試合は予想もしていなかった接戦に。
6年生もプライドがあるので下級生に負けまいと、公式戦さながら本気で取り組んでいます。

そして試合は、6年生が勝ち越して何とか勝利!
最後まで接戦だった分、勝ったチームのみんなはとっても嬉しそうです。

『トロフィーを贈呈するからこっちにおいで~!』

そういうと主将の子がみんなに集合をかけた後「整列!」と声を張り上げ、「ありがとうございました」と私たちに一礼しました。
それに続いて同じく「ありがとうございました」と礼をする湊斗たち。

とても晴れ晴れとした表情の子どもたちは、いつもより大人びて見えます。

コーチに促されたわけではなく、子どもたち自身できちんと整列し、礼儀正しく挨拶をする姿を見て、『野球を通じて立派に成長してくれたな』という感情が込み上げ、私は涙が止まりませんでした。
他の保護者の方も同じ想いだったと思います。

けれど贈呈式を終えると、湊斗たちはすぐに小学生らしい子どもの表情へ逆戻り(笑)。
お菓子トロフィーをみんなで囲んで、自分はどのお菓子がいいだのやんや言い合っています。

そのあまりにも素早いスイッチの切り替えに、『まだまだ子どもな部分もあるね』と保護者たちで笑ってしまいました。
何だかんだ言いながら、みんな喜んでくれている様子に一安心です。

午後からの卒団式ももちろんとっても素敵なひとときでした。

今日は湊斗の野球人生にとって一つの節目となる日。
湊斗も他の6年生メンバーも、中学生になっても野球を続けていくようです。

野球を通して得た素晴らしい仲間たちやこれまでの経験、そして今日のようにみんなで笑いあったことはきっといつか湊斗にとって大きな糧となるはず。
この卒団式が、湊斗たちの思い出の一つとして心に残ってくれているといいなと願っています。

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