共通の趣味からサプライズアイデアを考える
雅人と付き合い始めて2年。
お互い友人からの誘いでスキューバダイビングの体験コースに参加したのが出会いのきっかけ。28歳という同じ年齢と山より海が好きということで意気投合。
その後付き合い始めてからすぐに二人でライセンスを取得し、年に数回、ダイビングを楽しんでいます。
来月は雅人の誕生日。お互い今年で30歳を迎えます。
30歳という節目の年を祝うにはやはり特別なサプライズを考えたほうがいいのではないかと思い、友人に相談してみると、
「二人ともスキューバダイビングという共通の趣味があるんだから、そこからサプライズを考えてみたら?」
とアドバイスをくれました。

確かにそれなら雅人との思い出もたくさんあるし、貰って喜んでくれるものも見当が付きます。
私はさっそくスキューバダイビングをネタにサプライズアイデアを考えることにしました。
相手が最も喜ぶものは?過去の体験で印象に残ったこと。
スキューバダイビングに関連したサプライズとしてすぐに思いつくのは、マスクやスノーケルといったダイビング用品のプレゼントですが、雅人は最近買い替えたものが多く、何を買えばよいか思いつきません。
ダイビング用品以外で、雅人が最も喜ぶものは……
「そうだ! マンタだ!!」

雅人も私もスキューバダイビングを始めて最も感動したのは、世界最大のエイ、マンタに逢えた瞬間でした。
私たちの頭上を優雅に泳ぐ5メートルほどのマンタを初めてみたとき、その大きさ、海中なのに空を飛んでいるかのように泳ぐ姿に感動し、二人の目に焼き付いてしまったのです。
つい先日も雅人は独り言で、「久米島に行ってマンタに逢いたいなあ」とつぶやいていました。
私はこれからも二人でマンタに逢いにいけることを願って、お揃いでペンダントトップがマンタの形をしたネックレスを購入しました。
さて、このプレゼントを使ってどんなサプライズを演出するか。私はワクワクしながらアイデアを膨らませていくのです。
プレゼントを感動的に演出するアイデア
私は雅人と何度か行ったことがあるイタリアンバルを訪ね、店長さんに彼氏の誕生日サプライズ内容を説明し、協力を依頼することにしました。
私が考えたサプライズアイデアとは、
- 食事を済ませたあと、個室の照明が暗くなる!
- ローソクに灯がついた誕生日ケーキを店員さんが運んでくれる
- Happy Birthdayを歌ってまずは最初のサプライズ!
- 雅人がローソクの火を消すと……
もう一人の店員さんがこっそり運んでくれていた「青い海の世界観を再現できるナイトグラス」が幻想的な光を放つ、というもの。
私はマンタのペンダントを演出する方法として、クリエイターさんがひとつひとつ丁寧に制作している光るナイトグラスをペアで購入しました。
このグラスはスマホのライトを当てたり、明るい蛍光灯やLEDライトの下に置いて光を蓄えた時間と同じだけ、暗い場所で幻想的な光を放つサプライズな演出にピッタリのガラスカップです。
この美しく淡いエメラルドグリーンの光とマンタのネックレスでサプライズの準備は整いました。
二つのプレゼントを組み合わせてサプライズ
誕生日サプライズ当日。
予定通り、店員さんがローソクに火がともった誕生日ケーキを運んでくれました。
雅人はこんなサプライズがあるとは全く予想していなかったようで、
「びっくりした! 自分の誕生日忘れてた(笑)」
と喜びより驚きのほうが大きい様子。
そして雅人がローソクの火を消すと、淡いエメラルドグリーンに光るペアグラスがテーブルの上に運ばれてきました。
雅人が、
「うわ! これ凄い! 何!?」
と言いながらグラスをのぞき込むと、それぞれのグラスの中にマンタがいます。
グラスから放たれる光をまとったマンタはまるでスキューバダイビングで潜った海の中にいるように見えます。
雅人はグラスの中を見つめたまま、言葉が出てきません。
私から、
「雅人が大好きなマンタと海の中を再現してみました!」
「これからもずっと私のバディでいてね」
雅人は真剣な表情で、
「最高のバディだよ」
と言ってくれました。

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