コーヒー好きな夫へ、妻が贈る父の日サプライズ“我が家の喫茶店”

コーヒー好きな夫へ、妻が贈る父の日サプライズ“我が家の喫茶店”

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二人暮らしの我が家。夫に感謝を伝えたい!

私・理子と夫の豊は結婚して7年目の夫婦。
子宝に恵まれることはなかったけれど、お互い仕事に励みながら、充実した夫婦生活を送っています。

ゆっくり時間を取ることができる休日には、ショッピングに行ったり、家で映画を観たり、好きなアーティストのライブに出かけたり……共通の趣味が沢山ある私たちですが、その中でもとりわけ長年ハマっているのは、コーヒーです。

学生時代、地元・茨城にある喫茶店でアルバイトをしていた主人は、いつも食後に美味しいコーヒーを淹れてくれるのです。

ミルで豆を挽き、ハンドドリップで丁寧に抽出してくれるコーヒー。
やり方を教わって自分で淹れてみても、なかなか主人の味には及びません。

二人でコーヒーを飲みながら、その日の出来事や次の休日の予定について話すのが、私たちの憩いのひとときです。

6月のある日、そんなコーヒータイムの最中に、
「もうすぐ父の日だから、そろそろプレゼントを準備しないとなぁ」
と主人が呟きました。

主人はとても家族想いの人で、毎年父の日・母の日になると、私の実家と自分の実家の両方にお花を贈ってくれるのです。

(よく考えたら、うちは子どもがいないから、豊に父の日の贈り物って今までなかったよなぁ)

主人は、確かに“お父さん”ではないけれど、日々一生懸命仕事も家事もこなしてくれる、我が家の大黒柱です。
(今年の父の日は、私から日頃の感謝の気持ちを込めて、豊にプレゼントを贈ろう!)

私は、美味しいコーヒーをすすりながら、どんなプレゼントなら喜んでもらえるか、想像しました。

プレゼントはサイフォン式コーヒーメーカーに決定!

(プレゼントどうしようかなぁ。映画のペアチケットなんかも良いけれど、形に残って毎日使ってもらえるものがいいなぁ……)

働き方改革の一環でリモートワークが増えた私は、家で一人、仕事の合間に主人へのプレゼント選びで悩んでいました。
休憩に、とキッチンでコーヒーを淹れようとしたとき、頭の中で一つのアイディアが閃きました。

「サイフォン式のコーヒーメーカー!!」

以前、主人が家でコーヒーを淹れているときに、
「昔バイトしてた喫茶店にはサイフォン式コーヒーメーカーがあってさ。かっこいいだけじゃなくて、やっぱり微妙に味が違って。好きだったんだよなぁ」
と言っていたのを思い出したのです。

我が家ではいつもドリップでコーヒーを淹れているので、もしサイフォン式コーヒーメーカーがあったら、きっと喜んで使ってくれるはず……。

とはいえ、サイフォン式コーヒーメーカーにも色々なものがあります。
ネットで調べてみると、喫茶店でも使用されているというサイフォン式コーヒーメーカーを発見。

「これにしよう!」

楽しかったバイト時代を思い出してくれるだろうと、バイト先で使っていたというコーヒー豆も一緒にプレゼントすることにしました。
(でも、ただ物をプレゼントするだけじゃなぁ……せっかくなら当日の演出もできたらいいなぁ)

そこで、私はある計画を思いつきました。
(これなら、豊も喜んでくれるかもしれない!!)

私は、こっそりと準備を進めながら、父の日当日が来るのを楽しみに待ちました。

“我が家の喫茶店”サプライズオープン!

父の日当日。

主人は起きてくると、いつもと違う雰囲気に、
「え? どうしたの?」
と、びっくりした様子です。

それもそう。

ダイニングテーブルは配置を変えて、カウンターテーブル風に。
キッチンカウンターには、家にあるコーヒーカップが勢揃い。
そして、テーブルの上には、メニュー表が。

「おはよう! あのね、今日は“父の日”でしょう?
うち、子どもはいないけどさ、いつも頑張ってくれてる豊にお礼がしたいと思って。今日は私が我が家で“喫茶店”をやります! 何でも頼んでね」

「えー! こんなの初めてだよ! ありがとう!! それじゃあ、一日甘えちゃおっかな!」

豊はテーブルに座ると、早速メニュー表に見入っている様子。
「え? コーヒーの淹れ方選べるようになってる……“サイフォン式”? うちドリップしかできなかったよね?」

不思議そうに尋ねる豊に、私はニンマリして答えました。
「実は……コーヒー好きな豊に、父の日プレゼント! サイフォン式コーヒーメーカー!!」

豊の前にギフトボックスを置くと、
「えーーー!!! 本当に?? すっごく嬉しい!」
と豊も大興奮の様子。
予想以上に喜んでくれました。

「早速、サイフォン式で淹れたの飲んでみる?? 昔、豊が働いてた喫茶店で使ってた豆も用意してるんだよ」
「理子、本当にありがとう! お願いします!!」

こうして始まった、父の日イベント・“我が家の喫茶店”。

ただ一点、予想外の出来事がありました。
私の方で、主人にコーヒーサービスをしようと思っていたのですが……。

いざ準備しようとしたときに、
「ちょっと俺、久しぶりにサイフォン式使ってみたいな……」
と、モジモジと主人が言い始めたこと(笑)。

「じゃあ、私はお菓子の用意するから……コーヒーお願いします!」
「やった!! まかせて!」

やっぱり、我が家の“マスター”はこれからも主人にお願いすることになりそうです。