夫の眠りはもともと浅いので、最近疲れが取れにくいらしい
我が家は、夫と私、5年生の長女と2年生の次女、年中の三女の5人暮らし。
子どもがまだ小さいので私はパート勤務、夫は会社で営業職に就いています。
どこでもしっかり眠れる安眠体質の私に対し、夫はもともと眠りが浅めなのですが、最近は管理職に就いたことからさらに眠りが浅くなってきている様子。
もともと眠りが浅いタイプとはいえ、やはりぐっすり眠れないと疲れは取れないようで、「寝たはずなのにすっきりしないなあ」と言いながら出勤していくことが増えました。
そして最近は、夕方以降は目がかすんで、ものが見えにくくなっているとのこと。
パソコンを使っている時間が長いせいで、肩こりもひどいようです。
「肩こりをほぐそうと腕を回したら背中がつったので、運動不足もかなり深刻みたい」と笑いながら教えてくれました。

「せめて夜、きちんと眠れたらいいのに、だいたい寝て4時間後には目が覚めてしまうんだよなあ」
しみじみと呟くくらい、眠れないことがストレスになっているのだなあと気づいた出来事でした。
疲れ目グッズを手作りしてみよう
父の日が近づいてきたとき、夫のストレスのことが思い浮かびました。
眠れないことがストレスになっているのなら、何か安眠できるようなものがいいと思って、安眠グッズを探してみることに。
さて、その前に。
ぐっすり眠るためには、
- 退社後は仕事のことは考えない
- 寝具は肌触りがいいもの
- 布団に入ってからスマホは見ない
- お風呂は寝る1時間前までに入る
- 夕食は寝る3時間前までに済ませる
- アロマ、音楽などはリラックスに効果的
といったコツがあるとのこと。
このあたりをヒントに、安眠グッズを探してみます。
また、疲れ目には「温めることが効果的」ということも知りました。
疲れ目を温めるグッズをいろいろ見ていたら、「あずきマスク」というものを発見。
アイマスクの中にあずきを入れて、レンジで温めるというもの。
繰り返し使えるのでエコです。
市販品のものもありますが、ハンドメイドした人も多いみたい。

上の子は5年生。
家庭科で裁縫が始まっており、クラブ活動でも手芸を選ぶくらいにはハンドメイドが好き。
作り方を調べてみると、そんなに難しくもなさそうなので、父の日のプレゼントのひとつは手作りのあずきマスクに決定です。
子どもたち三人がかりで、あずきマスクを作る
どうせなら子どもたち三人がかりで作ったほうが、父の日のプレゼントっぽくていいですよね。
まず、生地を買いにいきます。
生地選びは三人の娘たち。
たくさんはいらないので、はぎれコーナーで選んでもらいました。
はぎれといえば、通販サイトでも送料込みではぎれセットを売っているところがたくさんあるんですね。
今回は直接お店に行きましたが、そういうセットを利用してもいいかも。
夫用のあずきマスクが上手にできたら、学校や地域のバザー用に、こだわりの生地で作ってみようかな?
続いて、型紙を作ります。
ダウンロードできる型紙が見つからなかったので、作り方を説明しているサイトを参考に、フリーハンドで作成しました。
三人にこの型紙を渡し、生地を型紙通りに切り抜いてもらいますが、長女は問題なく、次女もまあなんとか、三女は布に型紙を書き写すだけで、切り抜くのは私が。
そのあとも、長女は手縫いで、次女と三女のぶんは私がミシンを使って縫いあげました。

あずきを詰めるのは各自で。
次女、三女に至っては私が作ったと言っても過言ではないほどなのですが、とりあえず三人は「できたできた」と大喜び。
安眠グッズは肌触りのいいパジャマを用意
安眠を追求する上で、寝る環境というものが大切だということがわかってきました。
寝具を肌触りのいいものに変えるのもいいのですが、今回は布団やベッドカバーではなく、パジャマのほうを変えることに。
普段は古くなったスウェットやTシャツ短パンで寝ている夫ですが、少しでも心地よく寝てほしいし、あずきマスク自体はそこまでお金がかかっていないことから、ちょっと奮発して抜群の肌触りのものを選ぶことにしました。
ガーゼという素材は、繊維が細いので肌触りが優しいのが特徴。
ガーゼを2枚、3枚と重ねた生地は、温度・湿度のコントロールにも優れており、衣類の内側を快適な環境に保ってくれるようになります。
まさにパジャマにうってつけの素材!
なので、質のいいガーゼでできたパジャマを選んでみました。
父の日にサプライズプレゼント
というわけで、父の日には娘たちが作ったあずきアイマスクとパジャマをプレゼント。
「これでパパよく寝れるようになるといいね!」
娘たちの手作りプレゼントに、夫は大喜びしてくれました。
「今日は誰のあずきマスク使ってくれる?」
「そうだなあ、誰のがいいかな」
しかし結局、夫は娘たちの手作りアイマスクからひとつを選ぶことができず、娘たちが自分で使うことに。
夫はしかたなく「ホットタオルでいいよ」ということになったのでした。
その日の夜は、夫に早く新しいパジャマを着てもらいたいのと、アイマスクを使って寝てみたい子たちが、夕飯・入浴を早く済ませて、私が急かす間もなく就寝。
夫もいっしょに寝たのですが、娘たちに蹴飛ばされて結局何度か起きたようです。
手作りあずきアイマスクは、作り方も簡単で高学年であれば自力で作ることもできるから、プレゼントにはぴったりですね。
母娘でハンドメイドができたのは、なかなか楽しかったです。
それに、今回は夜使うことを前提にしていたため、「早く使ってみたい」ということで子どもたちが早く寝てくれたのは嬉しい副産物でした。
夜の寝かしつけは、なかなか大変ですからね。