【節分の日の新しい楽しみ方】お年頃の息子たちを笑顔にするサプライズ
文章
この物語はフィクションです。アレンジやマネできるアイデアであなたのサプライズをお手伝い!
私には、2人のかわいい孫がいます。
上の子は 4歳になったばかりのとても活発な女の子で、名前は『美優(みゆ)』。
下の子は去年産まれたばかりの女の子で、名前は『佐奈(さな)』と言います。
娘家族は遠方に住んでいるため 、会えるのはお盆や年末など年数回ほど。
寂しくないと言えば嘘になりますが、娘が写真を共有できるスマホアプリを教えてくれたため、遠くにいながらも孫たちの成長は写真を通じて感じることができています。
また、美優は最近おしゃべりも達者で、娘が時々繋いでくれるスマホのビデオ通話を通じて、
「ばあばー! あのね、今日保育園ででんぐり返しできたよ!」
などと、色々教えてくれるようになりました。
そんな時間も今の私にとっては大きな楽しみとなっています。
とはいえ、年に数回会える時間は大切なひととき。
このゴールデンウィークは、娘たちがこちらへ帰省する予定とのことで、もうすぐ会えることを私はとても心待ちにしていました。
そんなある日のこと。
デパートでショッピングをしていると、催事場で開催されている鎧兜の販売フェアが目に入りました。
そういえば、もうすぐこどもの日。
“男の子のためのイベント”ということもあり、私はこどもの日の存在をすっかり忘れていました。
でも、ふと思い浮かんだのです。
「こどもの日は男の子のための節句だけれど、今年は孫たちがせっかく遊びに来てくれるのだから、あの子たちにも何かサプライズでプレゼントを用意してみるのはどうかしら!」と。
我ながらにとってもいい案だと思いました。
実は私、孫がかわいいばかりに、下の子が産まれる前はよくおもちゃを買って送っていたのですが、娘に、
「お母さん、ありがたいけれどあんまり甘やかしすぎないでよ」
とくぎを刺された経験があります。
そのため、最近はおもちゃを買うことをちょっと自粛していました。
けれど、子どもの成長を祝う行事ごとにちなんでプレゼントするのであれば、娘も快く受け取ってくれるはず。
それになにより、喜んでくれる孫たちのとびきりの笑顔を私も見たい!
そんなことを考えながら、私はもうすぐやってくるこどもの日のために、孫たちにあげるプレゼントを探し始めたのでした。
「4歳の美優と0歳の佐奈。年の差はあるけれど、2人が一緒に遊べるようなおもちゃがいいな。
できれば知育にも繋がるような、そんな素敵なおもちゃはないかしら」
そんなことを考えながら色々サイトを検索していたとき、ふと目についたおもちゃがありました。
それは、“どうぶつのつみ木”という見た目もとてもかわいらしい積み木です。
職人さんが手作りした22種類の動物たちが入った積み木。
積み木として遊べるのはもちろんのこと、動物の名前を覚えるのに役立ったり、お風呂に浮かべたりもできるとのこと。
さらに、自然素材のヒノキが用いられているので、0歳の佐奈がお口に入れて舐めてしまっても安心です。
これなら、4歳の美優も0歳の佐奈も一緒に仲良く遊ぶことができます。
一目見て、「これだ!」と思い、早速娘に購入してもいいか確認の連絡を入れました。
「え? お母さん、気を遣わなくていいのに。でもありがとう!
実はそういう積み木を私も二人に買ってあげたいなって思っていたの」
娘は驚いた様子でしたが、とても喜んでくれたので一安心。
早速注文手続きを完了させました。すでに、美優や佐奈の喜ぶ顔が目に浮かびます。
待ちに待ったゴールデンウィーク。
『ピンポーン』
インターホンが鳴り、玄関まで迎えに行くと、
「ばぁば~! 来たよ~!」
と美優が私に駆け寄り、とびきりの笑顔を見せてくれました。
両家で佐奈の初節句をお祝いしたひな祭り以来の再会。
たった2ヶ月しか経っていないのに、美優はまたちょっぴりお姉さんになったように感じました。
そして佐奈は、抱っこするとまた少し重くなっていたことにびっくり!
こどもの成長は早いものですね。
お出迎えもそこそこに娘家族を家の中に招き入れ、私は玄関で娘の荷物を運び入れることにしました。
すると、先にリビングに向かった美優が、
「ばぁば、これはなーに?」
と大きな声で呼びかけてきます。
その声を聞いてリビングに向かうと、美優の手には後で渡そうと思っていた積み木のプレゼントが!
さすがこども。察知能力に驚きです(笑)
「これはね、じぃじとばぁばが美優と佐奈のために買ったものだよ。
明日はこどもの日で、美優と佐奈が元気に育ちますようにってお祈りする日なの。
その記念に、美優たちにプレゼントを用意したんだ~。よかったら佐奈ちゃんと仲良く遊んでね」
そう話すと美優は、
「美優と佐奈ちゃんのなの? 開けていい?」
と目をキラキラと輝かせながら飛び跳ねます。
美優は嬉しいことがあったり興奮したりすると足をバタバタさせる癖があるのですが、ラッピングを開けている間も足をバタバタ。
とても分かりやすい子です(笑)。
ラッピングを開けた瞬間、ヒノキの爽やかな香りがほわっと香りました。
「わー! これはみゆの好きなうさぎさん。こっちはぞうさん!」
と大興奮。
とびきりの笑顔を見せてくれました。
その横から佐奈も手を出し、早速積み木をひとつ、ペロペロと味見しているようです。
手渡してから小一時間ぐらい積み木で遊んでいたでしょうか。娘が私のそばに来て、
「ねぇお母さん。美優はちょっと飽きっぽいところがあるんだけれど、このおもちゃはずっと遊んでる。
相当気に入ったんだと思う! 本当にありがとうね」
と声をかけてくれました。
その言葉通り、孫たちは我が家に滞在していた4日間、毎日プレゼントした積み木で遊んでくれました。
こんなにも気に入って遊んでくれるなんて、正直驚きです。この積み木を選んで本当によかった!
そういえば、我が家には娘が昔長く遊んでいたぬいぐるみがあるのですが、今は美優のお気に入りのおもちゃとなっているんです。
我が家に来るたび熱心に遊ぶ姿が娘の小さい頃によく似ていて、私はいつもほっこりとあたたかな気持ちにさせてもらっています。
この積み木のおもちゃも、美優や佐奈がすくすく育って、その先いつか曾孫にも使ってもらえるような存在になっていればいいなぁ。
……なんて、こっそり考えてしまっている私です。
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