【夫から妻へ結婚式サプライズ】不器用な夫が妻へ感動の演出をプレゼント

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このサプライズに使用されたアイテム

妊娠をきっかけに話が進んだ結婚

私は30歳の会社員。
半年ほど前に妻と入籍をし、結婚式も無事終えることができました。

妻と出会ったのは大学生の頃のことです。
サークルの後輩として入部してきた妻に、私は一目惚れ。
妻も同じ気持ちでいてくれたようで、すぐに付き合い始めました。

あれから時は経ち、約10年が経ちます。
10年の間に何度も、共通の友人たちから、

「まだ結婚しないの?」
「ゆみちゃん、きっとプロポーズされるのを待ってると思うよ!」

と急かされていましたし、自分でもそろそろけじめをつけないと、とは思っていたのですが、ずっとアクションを起こせずにいました。

そんな私たちの結婚話が大きく前進したきっかけは、妊娠です。
何のアクションも起こせないままだった数年間が嘘のように、とんとん拍子で話が進んでいきました。

10年間の想いをサプライズで伝えたい!

それは仕事や結婚式準備に追われる忙しい日々を過ごしながら、夜ボーっとテレビを見ていたときのこと。
芸能人が一大決心してプロポーズする様子の、一部始終を追ったドキュメンタリー番組が流れてきました。

そして、ふと思ったのです。

「そういえば俺、プロポーズらしいことをちゃんとゆみにしてあげられてないな……。いや、プロポーズどころか付き合ってから今まで、サプライズらしいことを1回もしてあげられてなかったかも……」と。

サプライズは苦手分野とはいえ、さすがにこれではゆみに対して申し訳なさすぎます。

「一生に一度の結婚式。何かサプライズできないかな」
と思い始めました。

でも、普段の記念日や誕生日ですらサプライズの計画をしてこなかった私。
具体的にどんなことをすれば良いのかさっぱり分かりません。

ひとまずネットで調べてみようと思い立ち、いろいろな体験談やエピソードを読み漁っていると、『ダーズンローズセレモニー』という演出にたどり着きました。

ダーズンローズセレモニーとは“12本のバラ”という意味。

式場で新郎が12本のバラを新婦にプレゼントし、ゲストの前でプロポーズします。
12本のバラには、感謝や誠実、幸福や愛情など、生涯を共にするにあたり必要なメッセージがそれぞれ込められているそうです。

初めて『ダーズンローズセレモニー』を知ったとき、花が好きなゆみにピッタリだと思った反面、
「いやいや、まさかこれを俺が? 人前で?!」
という照れくささも正直ありました。

しかし「10年も文句を言わず待っていてくれたゆみに、感謝の気持ちをしっかりと形にして伝えなければ……!」という想いもあり、いろいろと悩んだ末に実行することを決意。

さらにネット検索していると、“メッセージフラワー”というものも見つけました。
これはバラの花びらの部分に、自分の好きなメッセージを入れてくれるもの。

そこで、ふと思いついたのです。

「そうだ! これにゆみの良いところや好きなところを書き込んだらどうだろうか?
手紙を書いたり、口に出して伝えたりするのは恥ずかしいけれど、これなら俺にもできる気がする」

早速、ゆみの良いところを12個書き出してみました。

笑顔がかわいいところ。
明るいところ。
家族想いなところ。
努力家なところ。
人を傷つける言葉を絶対に選ばないところ。
……

恥ずかしいので、この辺でやめておきます(笑)。

人生で初めてのサプライズ。
当日までゆみにバレないよう、何とか平常心を保とうと頑張りました。

いよいよドキドキのサプライズ実行へ

プランナーさんともコッソリと打ち合わせを実施。
いろいろアドバイスをいただき、“お色直し後の入場”というタイミングで実行することになりました。

ゆみに渡すバラは、あらかじめゲストに配っておきます。
それを私が一本ずつ受け取って、最後にメインテーブルの前で花束にしてプレゼントする流れです。

迎えた結婚式当日。
最初はゆみも緊張の面持ちでしたが、挙式が終わり、ゲストと写真撮影をしたりブーケトスで盛り上がったりしているうちに緊張が解け、式をとても楽しんでいる様子でした。

あっという間に時間は過ぎ、お色直しの時間を迎えます。

お色直し中、司会の方がダーズンローズセレモニーの由来や意味を説明して、場を温めてくれていました。
つまり何も知らないのはゆみだけ。
満を持して、準備を終えた私たちの入場です。

たくさんの拍手に迎えられ、私たちはゆっくりと各テーブルに足を進めていきます。

最初の入場と同じく、挨拶をしながら各テーブルの横を回っていくのですが、みんなが「おめでとうー!」と言いながら私へバラを渡していく姿に、ゆみは戸惑いの色を隠せません。

「……え? 何これ? 会場のサービス?」
とコッソリ私に聞いてきます。

中には、「こうじ、しっかり決めろよ!」と励ましてくれる友人もいて、ゆみは頭の上にハテナマークが浮かんできそうなほど、不思議そうな顔で私を見ています。

そんなゆみに「大丈夫だから」と声をかけながら足を進め、12本目のバラを受け取った後、ゆみをメインテーブル前へと誘導。
いよいよプロポーズの時間です。

「10年間、こんな俺を待っていてくれてありがとう。
これからお腹の赤ちゃんと3人で手をつなぎながら、笑顔いっぱい、幸せいっぱいな家族を築いていきましょう」

たった2文のシンプルな言葉。これが私にとっての精一杯でした。

人によっては物足りないサプライズだったかもしれません。

それでもゆみは、一瞬驚いた表情を見せた後で、
「こうじくん、ありがとう。ほんとにありがとう……」
とポロポロ泣きながら喜んでくれました。

さらに、「バラをよく見て」と言いながら花束を手渡すと、大粒の涙を流してそれはそれはもう大号泣。

「これじゃせっかくのメイクが台無しだよ、もう……」
と顔をクシャクシャにしながら、その日1番の泣き顔&笑顔を見せてくれたのでした。

参列してくれたゲストからも、
「感動してもらい泣きしちゃったよ~!」
「演出、めっちゃ良かった!」
と大好評。

サプライズは無事成功となりました。

いつまでも当時を思い出せる大切なインテリアに

最初は『サプライズ演出なんて恥ずかしいし、自分らしくない』と考えていましたが、結婚式を終えた感想は『やっぱりやってよかった!』の一言です。
あのとき結婚式で想いを伝えていなかったら、きっと私は一生伝えられなかったでしょう。

結婚式が終わった後で本人に感想を聞いてみると、

「不器用でサプライズ下手なこうじくんが人前であんなことするなんて驚いたし、私のためにすごく頑張ってくれたことが伝わってきて、余計に泣けてきちゃったんだよね。惚れ直した!」

とのことでした。……本当にやって良かった!

ちなみに、あのときのバラはプリザーブドフラワータイプで長期保管できるものだったので、今も新居のリビングに飾ってあります。
見るたびに結婚式の思い出が鮮明に蘇ってきて、妻と何度『良い結婚式だったねぇ』としみじみ語り合ったか数えきれません。

これからもずっと当時の想いを忘れずに、もうすぐ生まれてきてくれる赤ちゃんとともに、家族3人仲良くやっていきたいと思います。

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