NEW
【卒園サプライズに涙】まさかの高熱で卒園式を欠席!我が家の忘れられないエピソード

【卒園サプライズに涙】まさかの高熱で卒園式を欠席!我が家の忘れられないエピソード まだ評価がありません

26

このサプライズに使用されたアイテム

長年お世話になった保育園をいよいよ卒園!

私には卒業シーズンになると思い出さずにはいられないエピソードがあります。

それは、保育園に通う娘が6歳だった頃のこと。
春から小学生になるため、0歳からずっとお世話になっていた保育園と3月の卒園式でお別れしなければなりませんでした。

通い出した当初、必死に泣き続けて抱っこをせがむ娘に後ろ髪を引かれる想いで毎朝仕事に行かなければならず、
「これで本当にいいのかな……」
と悩んだことは1度や2度ではありません。

けれど、愛情たっぷりに接してくださる先生方のおかげで娘も徐々に慣れていき、気づけば保育園大好きっ子に。
私自身にとっても思い入れのある大好きな保育園です。

「娘の成長やこれまでの思い出がたくさん蘇ってきて、卒園式当日はきっと泣いちゃうんだろうな。ハンカチ一枚じゃ足りないかもね」
なんて夫とも話していました。

卒園式直前にまさかのインフルエンザに

卒園式をいよいよ2週間後に控えた3月上旬の頃。
赤ちゃんクラスでインフルエンザにかかった子が数名いるとの情報をママ友よりキャッチしました。

何だか私の胸はザワザワ……。

「卒園式まで無事かからずにいられますように。どうか、娘が無事元気に出席できますように」
その日から、手洗いうがいを徹底するようにし、娘の体調管理により気を配るようにしました。

それなのに……それなのに……。

私の嫌な予感は的中してしまいます。
娘は卒園式2日前にして、39.9度という今までにない高熱を記録したのです。
そして、やはり医師からはインフルエンザという診断結果が。

「なぜ、こんなタイミングなの。なんで娘が……」と思わずにはいられませんでした。

でも何よりもつらいのは、娘本人です。
卒園式に出られないことを知り、娘は大号泣。

卒園式に向け、卒園証書を貰うときのお返事の仕方やお歌など、これまでたくさん練習してきたことを知っています。
家でも元気よく「ハイ!」と返事する練習を何度もしていたほどです。

大声を上げて泣き続ける娘がとても不憫で、どんな言葉をかけてあげるのがよいのかも分からず、ただただ抱きしめてあげるしか私にはできませんでした。

複雑な気持ちで迎えた卒園式当日…

そして迎えた卒園式当日。
もちろん娘は卒園式には出ることはできません。

娘がインフルエンザで出席できなかったことを知ったママ友から、
「ゆきちゃん大丈夫?」
「楽しみにしていたのに本当に残念だったね」
といった気遣いメールやLINEが数件届きました。

中には卒園式の様子をスマホで撮影し、送ってきてくれるママ友も。

「本当だったら、娘もここにいてみんなと一緒に記念撮影できていただろうに。いいなあ……」
と、何とも言えない複雑な感情を拭うことができません。

けれど、やっぱり一番つらいのは娘本人。
夫とも相談し、当日は娘が悲しい気持ちにならないよう、極力“卒園式”や“保育園”というワード自体を出さずに過ごしていました。

そして、娘の熱も落ち着いてきた夕方ごろ。
保育園から着信がありました。

出てみると担任の先生からで、
「ゆきちゃん、体調はいかがですか? 今日は一緒に卒園式に出られず、私もとても残念な気持ちです」
と優しく心配してくださる言葉に続き、
「お母さん、28日はご予定ありますか? この日、少しだけ早めにお迎えに来ていただきたいのですが……」
とおっしゃるのです。

保育園に子どもを通わせているお母さんは働いている人がほとんどなので、卒園式後も何日か預かり保育を実施しており、我が家も利用する予定でいました。

後になって思えばピンと来そうなものなのですが、そのときは「何か保育園の事情があるのだろう」と、特に疑問にも思いませんでした。

先生方のあたたかな気持ちに触れたサプライズ演出

娘はその後体調もすっかり回復し、元気に保育園に登園しました。
そして、少し早めにお迎えに来て欲しいと言われた日。

指定された時間にお迎えに行くと、園長先生に呼び止められ、
「こちらで少しお待ちくださいね」
と娘の教室まで案内されました。

教室に入ると子どもたちはいません。
ただ、ほかにもお母さんがもう1名いらっしゃったのでお話しながら待っていました。

すると、急に音楽が鳴りはじめ、子どもたちが列を作って教室に入ってきたのです。
そこには、娘の姿もあります。

そして、先生から、
「ゆきちゃんと類くんが卒園式に出られなかったので、みんなで話し合って、ミニ卒園式をすることにしたんです。
お母さん、しっかり見ていてあげてくださいね!」
とのお話が。

あまりに突然のことで、しばらく状況を飲み込めずにいましたが、元気に歌い出す子どもたちの姿を見ていると色々な感情が込み上げてきて、自然と涙があふれ出してきました。
もちろん、「あんな小さかった娘がこんなに大きくなって……」という感情も大きかったのですが、子どもたちや私たちを想ってくれる先生方の愛情の深さにもとても感動したのです。

おかげで、名前を呼ばれて大きな返事をし、卒園証書を堂々と受け取りに行く娘の姿もしっかり目に焼き付けることができました。

本番に参加することはできませんでしたが、このような形で娘のためにみんながミニ卒園式を用意してくれたことは、私だけでなくきっと娘の心にも深く刻まれたはずです。
娘を大事にしてくれる方々への感謝とともに、これからも良い出会いの中ですくすくと育ってくれることを親として願う、忘れられない卒園式となりました。

卒業 におすすめのアイテム