【産んでくれてありがとう】義実家が贈ってくれた甘くて美味しいサプライズブーケ

【産んでくれてありがとう】義実家が贈ってくれた甘くて美味しいサプライズブーケ

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このサプライズに使用されたアイテム

3か月前、待望の第一子を出産しました。

3026グラムの元気な男の子、名前は陽翔(はると)です。

初めての出産、初めての育児で戸惑いばかり。
寝不足と疲労で毎日イライラしてしまうし、散らかり放題の部屋を見て自分のダメさを感じて悲しくなるし。

そんな毎日を過ごしていて、なかなか義父母宅に息子を連れて行くこともできないままでいました。
生まれた時に会いに来てくれて依頼、連絡できずにいたことを気にしていたので、ちょうど3か月たった日曜日に家族3人で夫の実家に帰りました。

無口だけど優しい笑顔のお義父さん、いつも元気でおしゃべり好きのお義母さん。

「よぉ来たね~。はるくんも大きくなってぇ~」

相変わらず元気なお義母さんと、その後ろでニコニコ笑顔のお義父さんが出迎えてくれました。

「なかなか会いに来られずすみません。」
「そんなんいいのよ~。毎日大変でしょう。
さ、上がって上がって。ゆっくりしていってね。」

そう言って、中へ通してくれました。

リビングへ進むと、夫の妹であるミキちゃんが待っていました。

「いらっしゃーい。久しぶり~~。」
と笑顔で出迎えて、「はるくーん!おばちゃんだよー」と息子にも声をかけて抱っこしてくれました。

ダイニングテーブルに座ると、お義母さんが温かいハーブティーを出してくれました。

「子育て毎日お疲れ様。
ミキとおじいちゃんがはるくんと遊びたいみたいだから、その間、 これでも飲んでゆっくりしてね。」

お義母さんが淹れてくれたハーブティーは良い香りがして、疲れた心と体が癒される気がしました。

ふとリビングを見ると、ミキちゃんと息子のところにお義父さんも混ざって、一緒にあやしてくれています。

「おじいちゃんだよ~」
といって、いつも下がった目尻をさらに下げているお義父さん。

なかなか連れてくることが出来ず申し訳ない気持ちでしたが、想像以上に喜んでくれている姿を見て、ほっとすると同時に、とても嬉しい気持ちになりました。

夫とお義母さんと3人で他愛もない会話をしました。

お義母さんとのおしゃべりは、とても楽しくて、日ごろの疲れやストレスが少し解消されたような気がします。

しばらくおしゃべりを楽しんだ後、家のチャイムが鳴りました。
「宅配かな?ちょっと待っててね。」
と言って玄関へ向かうお義母さん。

結婚してからいつも温かく迎えてくれる夫の家族に、本当にありがたいなぁ、とハーブティーをすすりながらしみじみと感じていると……

「じゃ~~~~~~ん!!」

と言いながら、お義母さんが大きなブーケを抱えて戻ってきました。

よく見ると、そのブーケはお花ではなく、フルーツで出来ています。
パイナップル、ぶどう、いちご、メロンなどがカラフルな花束のようにアレンジされていて、マシュマロにはチョコレートでデコレーションもされています。

「出産と子育てお疲れ様。私たちの家族になってくれただけでなく、こんなに可愛い孫まで産んでくれて、本当にありがとうね。
これは、私とおとうさんとミキからの感謝の気持ちよ。みんなで食べましょう。」

お義母さんのその言葉に、出産から今日まで張りつめていた気持ちが溢れて、涙がこぼれてきました。

お義母さんはそんな私の背中をさすりながら、
「いつも頑張ってるもんねぇ。
無理しないでいいからね。困ったことがあったらいつでも相談してよ。」
と言ってくれて、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

フルーツブーケを囲んで

ミキちゃんが、
「みんなで記念写真を撮ろう!」
と言ってくれたので、フルーツブーケを囲んで記念撮影をしました。

その後、みんなで新鮮なフルーツを美味しくいただき、
暫くたってそろそろ帰ろうと思っていたら、ミキちゃんが水色の大きな本を持ってきて、

「これも私たちからのプレゼントだよ。」

と私に渡しました。

それは、本の形をしたボックスで、中を開けると、息子のためのタオルやおもちゃが入っていました。

「表紙の裏側も見てみて!」

ミキちゃんの言葉で表紙の裏側を見ると、先ほど撮った写真が貼ってありました。
写真を撮って、すぐにプリントアウトしてくれたようです。

「ありがとうございます。」
私は、また涙がこみ上げてきました。

「またいつでも遊びに来てね。」
そう言って、笑顔で私たちを見送ってくれたお義父さん、お義母さんとミキちゃん。

こんな温かな人たちと家族になれたことを心から幸せに感じています。