STORY
中学生の娘に誕生日サプライズ!子ども部屋に仕掛けるトリックプレゼント
娘が欲しい誕生日プレゼントにプラスしてサプライズを!
中学生の娘、真央が誕生日プレゼントとしてリクエストしてきたのは、Bluetooth採用の高音質イヤホン。
性能をどこまで理解しているのわかりませんが、恐らく見た目のデザインで選んだのでしょう。
真央のスマホ画面を除くと、薄いピンクと白のツーカラーでかわいらしいワイヤレスイヤホンが表示されています。
私が、
「イヤホンだけでいいの?」
と聞くと、
「これがどうしても欲しい! もちろんバースデーケーキは買ってくれるんだよね」
とちゃっかりケーキがあることが前提です。

私は本人が欲しいものを買ってあげることにしたのですが、実は真央の誕生日プレゼントにしたいものが別にあったのです。
真央には内緒で、これも買ってしまおう!
これから長く使えるものだしね。
娘の誕生日プレゼントに本人が欲しいものをプレゼントしておいて、さらにトリックプレゼントを用意するというサプライズアイデアです。
子ども部屋を勉強できる環境にと思ったことがきっかけ
私がプレゼントしたいと思っているものは、デスクライト。
中学2年生になった真央の部屋は、いまだに小学生時代の延長線上でとても勉強に集中できる環境とは言えません。
来年は受験生となる真央にとって、この環境はよろしくないと思ったのです。
中学生の部屋について調べてみると、遊び道具を勉強机の上に置かないようにする環境作りが大切だとか。
真央の机の上は、漫画、ゲーム機、ぬいぐるみ、スマホなど、モノが溢れかえっています。

そして照明が重要で、色と明るさ次第で睡魔が勝つか、集中力が勝つか決まるとのこと。
照明の色はホワイト系を使うことで頭を覚醒させ、勉強時の集中力を上げることができ、できる限り明るくすることで睡魔を撃退させる効果があるようです。
私はデスクライトをプレゼントし、勉強机の環境を整えることにしようと思いました。
不思議なデスクライトから思いついたトリックプレゼント
私が見つけたデスクライトは、
「手やペンの影が気にならない透明バルブレス・デスクライト」
こんなものがあるなんて!? とほんとに影が気にならないのか半信半疑で商品情報に目を通すと、『科学的に計算されたデザイン技術によって開発された日本発のLEDデザインライト』と記載があります。
広範囲をはっきりと均等に照らせるので目が疲れにくく、手やペンの影が気にならず勉強やデスクワーク、読書などに最適のようです。
それにLED照明なので省電力かつ地球にやさしく、透明で圧迫感のないスタイリッシュなデザインは場所をとらず、真央のデスクにぴったりです。
私はすぐに注文を済ませ、引き続き中学生の部屋に関するWebサイトを見ていると、
- 理想の子ども部屋とは、ひとりでいても落ち着く空間であること
- 解放感や広がりを感じさせる工夫を
という情報がありました。
具体的な手段として紹介されていたのが、ウォールステッカーです。
何気なくウォールステッカーを探してみると、眺めているだけで気分が落ち着いてくる風景画に解放感や広がりを感じさせる要素が一つになったトリックアートのウォールステッカーを見つけたのです。
その瞬間、
「なんだか面白いサプライズができそう!」
とひらめきました。
影をつくらない不思議なデスクライトとウォールステッカーを使ってのトリックプレゼントです。

トリックプレゼントとお気に入りのイヤホンで勉強に集中
誕生日当日。
予約していたバースデーケーキを持ち帰り、真央が学校から帰るまでに大急ぎで部屋の模様替え。
散らかり放題の勉強机周りを片づけて、デスクライトを設置。
そして机の真正面の壁をきれいに拭いて、台紙から剥がしたトリックアートのウォールステッカーを慎重に貼付けました。
最後に真央が欲しがっていたワイヤレスイヤホンを机の上に置いて完了。
「ただいまー!」
真央が帰ってきました。
いつものごとくリビングを通って自分の部屋のドアを開けます。
「えー! これなに?」
欲しかったイヤホンより先に、まるでそこに窓があるかのようなトリックアートにびっくりしたようで、
「お母さん! 真央の部屋じゃないみたい!」
とまじまじとアートを眺めています。
そして机に目をやると、欲しかったイヤホンと変わった形をしている置物があります。
再び、
「え!? これってなに?」
案の定、デスクライトとは気づきません。
私が、
「これね、手やペンの影が気にならないデスクライトなんだよ。変わった形でしょ?」
といいながらライトを点けてやると、
「すごーい! これが光るんだー!」
と不思議そうにカーブした透明なアクリル板の中を覗き込んでいます。そして、
「イヤホンもありがとう! デスクライトもピンク色ですごくかわいい! こんなに沢山プレゼントがあるとは思わなかったよー! 」
と気に入った様子。
いつもなら教科書を放り投げて、すぐにリビングでテレビを観る真央が、勉強机に向かってイヤホンで音楽を聴きながら勉強しています。
早速効果がでたのかな(笑)
