IDEA
受験生の娘へクリスマスサプライズ!気遣いのプレゼントでやる気アップ!
勉強を頑張る娘に仕掛けたクリスマスサプライズ
「行ってきます」
年明けに高校受験を控えている娘の陽菜(ひな)は、クリスマスイブの今日も午後から夜にかけて塾。
冬休みは、大晦日と三が日以外はすべて入試直前対策講座に参加予定です。
「行ってらっしゃい、気をつけてね」
帰りが夜になるので、送迎は車です。
陽菜を塾で下ろして急いで帰宅すると、この日のために用意していた「プレゼント」を持って陽菜の部屋へ。
勉強机の上に、サンタ・トナカイ・スノーマンの袋を置きます。
それぞれの袋には、祖父母、夫、私からのプレゼントを詰め込みました。
県外に住む祖父母からは、チョコレートと焼き菓子の詰め合わせ。
勉強の合間に食べて欲しいと、陽菜の大好きなお菓子を送ってきてくれたのです。
夫からは、モコモコ素材とアニマル柄がかわいいホットアイマスク。
最近はタブレットを使った教材も増えてきているし、受験生の陽菜は使用時間も長めになります。
特に今は空気が乾燥する季節というもあって、目が疲れるだけではなく、乾きやすいからしんどい、とこぼしていました。
疲れ目には温めるのが効果的だから、勉強の休憩に使ってもらうためです。

そして私からは、陽菜の大好きなアーティストのライブDVD。
年末くらいは、大好きなアーティストのライブを見て息抜きしてね、という気持ちで選びました。
プレゼントを置いたあとは、娘がかねてから「ここにウォールシェルフをつけたい」と言っていた場所に、ピンを刺すだけで設置できるウォールシェルフを取りつけることにします。
あらかじめ夫が印をつけてくれていたので、迷いなくピンを刺してあっという間にウォールシェルフの設置は完了です。
シェルフの下についているフックからクリスマス柄のタペストリーを垂らし、シェルフの上には100均で見つけたオーナメントを並べ、3個セットの電池式LEDキャンドルライトを一つセット。
残り二つはプレゼントのそばにセット。
ライトは小さなものですが、本物のろうそくのように揺らめくので、クリスマスの雰囲気たっぷりになりました。
好きなものがわからないから、気遣いをプレゼントすることにした
一か月ほど前、勉強中の陽菜に「クリスマスにほしいものはある?」と聞いてみたのですが、陽菜からは「年が明けたらすぐに入試だから、今年は我慢する」という答えが返ってきました。
「なんにもないの?」
「だったらウォールシェルフつけて」
「それはお父さんがつけてくれる約束でしょ」
「なかなかつけてくれないんだもん。つけてくれたら、上にかわいいもの並べるの。絶対テンション上がるよ。勉強のやる気も出るって」
陽菜が力説してきます。

「はいはい、冬休みの間につけてくれるよう、お父さんに頼んでおきます」
「やったあ」
「それで、プレゼントはそれだけでいいの?」
「いいんじゃない? ほしいものがないわけじゃないけど、クリスマスイブもクリスマス当日も一日中、塾だしね」
ストイックな陽菜の態度は頼もしいのですが、クリスマス当日にプレゼントなしというのは、なんだか寂しい気もします。
そこで、陽菜の好きなものをこっそり用意して留守の間に部屋に置いておこう、というアイデアを思いついたのですが、これというものが思い浮かばず断念。
視点を変えて、家族から陽菜のために選んだものをプレゼントすることにしました。
誰かからの気遣いは、心に染みるものですからね。
無理に「これは陽菜が好きそう」というものを選んで、好みから外れたものを贈られては、陽菜も困るでしょう。
それくらいなら、根を詰めている陽菜の心を元気にしてくれるものがいいなと思ったのです。
12月半ばまでに、県外の祖父母、そして夫に趣旨を説明してプレゼントを選んでもらいます。
家族が選んだプレゼントをサイズを確認し、何に詰めるかネットで検索していたら、かわいいサンタ・トナカイ・スノーマンの袋があったのでこれをチョイス。

陽菜へのプレゼントはこれでOKなのですが、これだけでは何か物足りないなあと感じていたときに思い出したのが、ウォールシェルフでした。
プレゼントだけでは寂しいので、クリスマスらしい雰囲気をプラス
ウォールシェルフはかねてから陽菜が自分の部屋に設置を熱望しているもの。
設置場所や棚のサイズ、商品まですでに決めてあり、あとは夫が買ってきてつけるだけという段階でストップしています。
こないだの話から、夫の年末年始の休みを利用してつけてもらうことになったのですが、「せっかくだから、クリスマスプレゼントとしてつけてあげよう」と思い立ちました。
夫に相談して改めて商品を確認すると、専用の固定器具はピンを刺すだけでOK、工具不要という商品でした。
ビスは使わないから壁に大きな穴が残らないという商品です。
夫に確認すると、私一人でもじゅうぶん設置できるものだということだったので、夫の帰りを待たずに私が設置することにしました。
棚だけあっても寂しいので、クリスマスらしくその上にはオーナメントやキャンドルライトを置くことを思いつきました。
いざ設置してみると、オーナメントやキャンドルは自己主張しすぎないけれど、クリスマスの雰囲気たっぷり。
受験勉強で気を張り詰めている陽菜に過剰過ぎない、ちょうどいい感じの演出になったと思います。

さて、陽菜へのサプライズプレゼントがどうなったかというと、塾から帰宅後、陽菜の部屋から興奮した叫び声が聞こえてきたので、成功したようです。
それにしても、クリスマスでの揺れるキャンドルとプレゼントの組み合わせは、雰囲気があっていいですね。
ただプレゼントを置くだけよりも特別感が増すので、ぜひ試してみてください!