IDEA
初任給で母の日プレゼント!娘の自立を感じてほしい贈り物
心配ばかりかけた一人暮らしの学生時代
大学を卒業し新社会人としてデビューしてあっという間に一ヶ月が経ちました。
この間は主に研修で、社会人としての心構えや身だしなみ、ビジネスマナーについてしっかり勉強しました。
周囲への気配りと覚えることばかりで頭の中の整理が大変ですが、一つだけ仕事以外で頭の片隅に置いてあることがあります。
それは初任給でお母さんに母の日のプレゼントを贈ること。
大学入学と同時に地方から上京して一人暮らしを始めた私。
田舎者の私がいきなり東京で生活することにお母さんはとても心配していました。
ワンルームマンションのセキュリティ、周りの環境、食生活、友人関係など気になったことがあるとすぐに電話をくれて、心配がつきることはありませんでした。

4年間の大学生活を経て就職先も無事決まり、新社会人となった今になってようやく安心してくれたかなと感じていますが、心配ばかりかけてしまったお母さんへ社会人となって初めての母の日は、初任給で今までにしたことが無いようなプレゼントを贈りたいとずっと前から決めていたのです。
離れて暮らすお母さんへ初任給で母の日プレゼント
私の実家は愛媛県。県庁所在地の松山市は繁華街もあり賑やかですが、我が家がある場所は市街地から車で1時間以上離れた四国山脈の中。超が付くほどの田舎なのです。
でも自然豊かな環境は四国の軽井沢と言われており、標高が平均800mあるので夏はとても涼しく、キャンプ場は大人気です。
また四国山脈のふもとに広がる渓谷は、遊歩道からでも川底が見えるほど水の透明度が高く、水しぶきによるマイナスイオンに包まれてリラックス効果抜群です!
そして何と言っても私とお母さんが大好きな満天の星空。天の川が輝く夜空から、今にも星が降ってくるような光景はとても幻想的で宇宙を身近に感じます。

小学生のころ、ベランダでお母さんと一緒に星を眺めながら何時間もお喋りしたことをはっきり覚えている私は、母の日のプレゼントとして天体望遠鏡を贈ることに決めていました。
お母さんはよく言ってました。
「この壮大で美しい星空を見ると自分の存在はとても小さなもの。だから嫌なことや辛いことがあっても、それらも小さなことでしょ」と。
そして星座や神話のお話をたくさんしてくれました。
そんな母に、天体望遠鏡を使って肉眼では見えない無数の星を見て感動してもらいたいと思ったのです。
それに天体だけではなく野鳥の観察や春の新緑、秋の紅葉など望遠鏡で楽しめる景色が沢山あります。
私はアマチュアでも簡単に操作できる天体望遠鏡を購入しました。
感謝の気持ちを伝えるアクセサリーとメッセージ
そしてもう一つのプレゼントを用意。天体望遠鏡だけだとたくさん心配をかけたお詫びとお礼の気持ちが伝わらないような気がして、アクセサリーを購入しました。
でも普通のアクセサリーではありません。
同じものは存在しない完全一点もののオリジナルアートジュエリーで、自然、宇宙、動物、人生をテーマにした詩的な作品です。
このジュエリーを制作した人たちは、人気連載漫画「宇宙兄弟」のコラボレーションジュエリーを制作したアーティストチーム「海と梨」。
デザインも気に入ったのですが、「宇宙を感じるアートジュエリー」というコンセプトがお母さんへのプレゼントとしてぴったりだと思ったのです。
このジュエリーにメッセージを添えて、そして私が一人暮らしを始めたころ、寂しくなる度に聴いていたCD「スターアンビエンス~プラネタリウムのためのピアノ音楽」と共に、自宅へ送りました。
このCDは実際のプラネタリウム空間で使用されているピアノ曲集で、それぞれの星座をイメージした12曲、春夏秋冬の季節感を連想させる4曲、そして日没と夜明けをイメージした2曲で構成されています。

お母さんへ、私は自立してるからね!
初任給での母の日プレゼントは、離れていても大好きなふるさとの星空は忘れないこととお母さんへの感謝の気持ちを伝えたかったのです。
それに社会人になるということは、精神的にも社会的にも自立しなければなりません。
なので今年の母の日はお母さんが私の自立を感じてくれるプレゼントになればいいなと思って選びました。
次回里帰りしたときは、久しぶりに親子一緒に天体観測を楽しみます!