STORY
【遠方に住む祖母へ】敬老の日サプライズは離れていても繋がれるプレゼント
他県に住んでいるおばあちゃんと久しぶりの再会
先日、いとこのお姉ちゃんであるさやかちゃんの結婚式がありました。
さやかちゃんの花嫁姿は本当に綺麗で、旦那さんも優しそうで、とっても幸せそうでした。
久しぶりに親族一同が集まり、「変わらないね~」とか「綺麗になったね~」とか言いあったり、笑いあったりして。
なんだかとっても、懐かしい気持ちになりました。
おばあちゃんとも久しぶりに会いました。
私たち家族は他県に住んでいて、なかなか会いに来られていなかったからです。
昔はよく、いとこ達と一緒におばあちゃん家に泊まりに行っては、夜中に走り回って怒られてたな……。

おばあちゃんも、すっかり歳をとったようで、最近は足が痛いから週1回病院に行っているのだと言っていました。
もっと頻繁に会いに来たいけど……。
「何かおばあちゃん孝行が出来ないかな」
私は、いとこのお兄ちゃんのともや君に相談しました。
おばあちゃん孝行の敬老の日プレゼントを計画
家に戻ってからも、ともや君やさやかちゃんと連絡を取り合って、おばあちゃんに何かできないか、と話していました。
ちょうどもうすぐ敬老の日だし、そこで家族みんなで何かプレゼントを贈ろう! ということになりました。
さやかちゃんから、
「みんなの気持ちが伝わるメッセージギフトがいいんじゃない?」
という話が出たので、インターネットで寄せ書きができるものを調べてみました。
そこで見つけたのは、花の形のカードにメッセージを書いて、それをひとつのブーケとして贈るギフトアイテムでした。

これなら、遠方の私でも直接メッセージを書いて送ることができるし、花束の形をしているので、おばあちゃん家のリビングなどに飾ってもらっても可愛いと思いました。
早速、このプレゼントのURLを二人に送ってみると、二人ともとても気に入ってくれて、すぐに購入することになりました。
離れていても繋がれる敬老の日プレゼント
敬老の日当日。
ともや君、さやかちゃん家族でおばあちゃんの家を訪れました。
そこで、私や私の両親、ともや君、さやかちゃん家族みんなからのメッセージが書かれた花束ギフトを送りました。
おばあちゃんは、突然の花束のプレゼントにとても喜んで、さらにその中にみんなからのメッセージが書かれていると知ると、ひとつひとつ読みながら、
「ありがとうねぇ」
と言って、涙ぐんでいたそうです。
でも、サプライズはこれで終わりではありません!
ともや君がカバンの中からタブレットを出し、画面をおばあちゃんの方に見せました。
「おばあちゃ~~~ん!!」
そこには、手を振る私たち家族が映っていたので、おばあちゃんはさらにビックリしたようです。
実は、タブレットからスカイプでビデオ通話を繋いでいたんです。

「おばあちゃん、これもプレゼントだよ」
そう言って、ともや君がタブレットをおばあちゃんに渡しました。
おばあちゃんは、
「最近のテレビはすごいねぇ」
と言って、まじまじと画面の私たちを見ています。
「おばあちゃん、なかなか会いに行けなくてごめんね。
これからは、これで顔を見て話せるから、いっぱい話そうね」
おばあちゃんの喜んだ顔と優しい笑顔が見れて、私も幸せいっぱいになりました。
サプライズの後もおばあちゃん孝行を
その後、おばあちゃん家のリビングには、ともや君がセッティングしてくれたタブレットと、みんなからのメッセージ付き花束が飾られました。
これからは、出来るだけ多くおばあちゃんと話をしたいと思います。
おばあちゃん、いつまでも元気で長生きしてね。